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| Article #: 3043 (Res to #3029) Entry Date: 00/04/02 00:58:35 | |
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きんちょ |
| | Re:「日本人」とは |
| | lp さんが 感じている「日本人」というのは、まさに、lp さん自身が おっしゃっている【不審な人物が日本人だと わかった瞬間に、「あーよかった」と感じてしまう存在】のことなんじゃ ないんですか。「このひととは ことばが通じる」と おもって安心するわけですが、ここでいう「ことばが通じる」には、共有している文化や価値観みたいなものも ふくまれているのでしょう(芸能人のはないとか)。「日本人だ」と きいて安心してしまうと いうことのウラには そういう根拠が あると おもいます。ただ、それだけなら いいのですが、いままで「日本」をソトからの視点で みたり、定住外国人が おなじ まちに くらしていることなどを意識したことのない ひとが「ガイジン」の まえに たたされたとき、突然、自分が 「日本人」というあつまりから ほうりだされたような恐怖を かんじるというのも あるかもしれません。この「日本人」だけの社会では、自分が「日本人」で あることを非難するひとは いません。「日本人」で あることが「おたがいさま」ですから。?日本人」という まとまりで「日本」が なりたっているというのは、すでに幻想なのですが、「日本」をソトから みつめなおし、国家から相対的に距離をおいて自立した個人を確立することが うまく できないと、現実が そうでなければそうでないほど、かえって この「幻想」に にげこみたくなる ひとは ふえていくことでしょう。で、その「幻想」をあやうくする在日外国人に「同化」をしいたり、ニューカマーをコミュニティーからしめだしたりする うごきも でてきたりします。これは、まったくもって「日本」の ありかたの問題で、日本語教育の問題ではないと いえます。同時にそれは、日本語教育が めざす、異文化コミュニケーションの課題は、日本語教育のほうが いくら がんばっても、この「日本」の ありかたが よくならないと前進することが絶望的だということでも あります。だから わたしは、日本語教師としての わたしは この、日本人が「日本人」から自立するという問題を日本語教育の内部に もちこまないようにしながら、同時に、日本語教師をしている人間としての わたしは、この問題をかんがえつづけ、相互理解と共生の場をつくる実践にも参加することが誠実さの あかしなのだろうと おもっています。いつのひか、それらが わたしのそとで むすびつくように。 |
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