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| Article #: 3283 (Res to #3281) Entry Date: 00/04/23 20:31:01 | |
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きんちょ |
| | Re:Re:Re:「行くところ」について・訂正と補充 |
| | これこそ自己満足のための自慰的投稿かもしれませんが、日本語研究プロパーの問題なので、つづけます。きっと どなたかが よんでくださるでしょう。#3327で、わたしは この<過程性>の有無という説明にかえて、(内的)限界動詞− 非(内的)限界動詞という区別をたてる説も あります。と かきましたが不適切でした。<過程性>の有無は[〜テいる]が<動きの最中>になる条件の説明、<内的限界>性は<結果状態の持続>となる条件の説明として それぞれ だされたのですから、「〜に かえて」では ありませんでした。工藤氏の説明は結局のところ<過程性>の問題には ふれず、<結果状態の持続>になる条件だけで用法の区別をしているように よめます。しかし、少数とはいえ両方の意味に なりうる動詞が ある以上、それぞれの用法に なりうる条件は別々に規定されるべきではないでしょうか。そこで仁田氏の<過程性>に ふたたび もどります。仁田氏は前掲書の238-9頁で、<過程性>が あるとは「動きの始まりと終わりが分離可能」なものだし、具体的には「〜ハジメル/〜ダス」と共起する動詞だとしています。「行き出す」とはいわないが、「向かい出す」とはいうので後者は<過程性>をもっているというのです。また仁田氏は<持続性>という概念もつかい「〜ツヅケル」と共起する性質だと定義しているようです。そして、<持続性>のない動詞は<過程性>も ないが、<持続性>が あっても<過程性>のない動詞もあり、それは「立つ・寝る・座る・乗る」などの[身体・姿勢変化]を あらわす動詞だと かかれています。これらは従来「瞬間動詞」として あつかわれてきたかもしれませんが、「生まれつづける/1時間生まれる」とは いわず「立ちつづける/1時間立つ」とは いうところに、ほかの「瞬間動詞」との ちがいがあり、この分類によれば「行く」は「行きつづける/1時間行く」が おかしいところから、<過程性>どころか<持続性>もないことが説明できます。 とはいえ、わたしは「乗り始める」とか「行きつづける」とか、いいそうな気が するし、仁田氏が「来る」も「行く」同様に<持続性>も<過程性>も ないというところに分類しているのも疑問です。いくつか説を紹介しましたが、わたし自身 まだ納得できないことが おおいので、みなさんの意見も きかせてください。 |
# of Responses: 1
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