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Article #: 5694 (Res to #5689) Entry Date: 00/10/24 09:21:52
From: きんちょ
Subject: Re: Re: コミュニカティブなマニュアル教えてください。
Message:  わたしの理解しているコミュニカティブ・アプローチとは、文型をおしえるために無理な設定をしたり、誘導をしたりすることを さけるようとする おしえかたの提案です。それは文型のためのタスクではなく、タスク中心に くみたてられた授業のなかで、必要な文型をとりだしてくるからこそ、実践的な学習が できるという主張のはずです。
 わたしには、その当否は わかりません。ただ、ほんとうに「コミュニカティブ」ということを つきつめないで、従来の文型つみあげ学習をたのしくするための工夫(もちろん それも立派なことです)をするということに とどまるのなら、そういうマニュアルに「コミュニカティブ」というタイトルをつけてほしくは ありません。逆に、その程度の意味で「コミュニカティブ」なものをもとめているのでしたら、有馬先生の本は、非常に立派な工夫の示唆に みちあふれていると おもいます。文型つみあげという わくぐみのなかでは、大変、工夫をこらしていらっしゃいます。わたしは、それをもっと評価すべきだと おもいますが、逆にいうと、それ以上に「コミュニカティブ」なものを もとめる ひとたちは、その志向性の必然的な結果として、文型中心のシラバスそのものを解体するという意味でのコミュニカティブ・アプローチに むかったのではないでしょうか。だから、いまになって「コミュニカティブなマニュアル」をもとめるというのは、どうにも おかしなことだと おもわざるをえないのです
 たぶん、最初の質問者のかたの学校でも、シラバス構成がコミュニカティブアプローチのものには なっていないはずです。だから、「コミュニカティブ」という ことばも「文型つみあげ方式の授業のなかでの 個々のばめんでの工夫」という以上の意味は もちえないことを認識しなければなりません。そのうえで、「導入」のときにも なんらかの工夫をするということは可能です。導入の目的は「かたち」の定着であるにせよ、そのとき勉強している「かたち」が、どのような「ばめん」と むすびつくのかを理解させるためのインパクトのある導入の「つかみ」のところなどは、コミュニカティブ・アプローチの技法を借用して改善する余地が あるかもしれません。それなら最近もOyanagiさんが投稿しているし、かれのサイトをたずねれば ほかの事例にもふれることができます。

# of Responses: 1

  1. "Re: Re: Re: コミュニカティブなマニュアル教えてください。" from wanco (00/10/24 23:39:36) #5722

VALUE="Re: Re: Re: コミュニカティブなマニュアル教えてください。"