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| Article #: 5809 (Res to #5806) Entry Date: 00/10/26 13:43:25 | |
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きんちょ |
| | Re: 「見て」と「見ると」 |
| | 「既定条件・過去の、前項・後項同一主語の文で、前項が意志動詞、後項が無意志動詞の場合、基本的に「と」は向きません」というのが、専門用語による説明なわけですが、それを わかりやすく解釈しなおしてみましょう。
まず、わたしは「既定条件」という用語は日本語教育では廃止したほうがいいと おもっています。これは ありていに いえば「事実」です。過去の事実に対して「条件」という いいかたをするのは誤解のもとではないでしょうか。「未定条件」→「条件」、「既定条件」→「事実」で、問題ないと おもいます。 そうすると、「と・ば・たら」のうち「と・たら」には、「仮定」や「条件」ではなくて「事実」と「事実」をつなぐ つかいかたがあるわけですが、これらは、 「[動作]〜したら/〜すると …… [現象・できごと・発見された事象]〜した/だった」 が基本形であって、とくに「〜たら」のときは同一人物の 動作と動作をつなぐことはできないと されていますよね。それが「〜と」のときは できるんですが、特殊です。 「かれは家にはいると、コートをぬいだ」 のような文が可能ですが、これは、それだけよんでも、小説の描写のような においが するでしょう? つまり、非常に客観的な描写としてしか あらわれない かたちなのです。だから、最初の問題例でも、もし、小説の地の文だったら、ありえるかもしれません。その意味では留学生の疑問は もっともですね。 出題者の意図とすれば、これは[原因−結果]の文をつくってほしいのであって、[継起]の文をつくってほしいのではないのでしょう。もし[継起]の文であれば、「新聞をよんでいるひとの行動を天井うらなんかから 観察しているような文になるよ」と説明してみたら、いかがでしょうか。 |
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