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Article #: 6892 (Res to #6889) Entry Date: 01/02/07 12:16:44
From: きんちょ
Subject: Re: 他動詞と「〜てある」は別問題?????
Message:  過去の投稿にも同様の くわしいログがあるので、簡単にかきます。

わたしのいる韓国でも安直な解説書には つぎのようにあります。

  「〜テいる」と「〜テある」が関係する表現は
  「継続」と「結果」の2用法
    自動詞+〜テいる:継続 または 結果
    他動詞+〜テいる:継続
    他動詞+〜テある:結果

という具合です。

 でも、
1.他動詞が すべて「〜テある」のかたちをとるわけで
 はない。
 [例.着てある?・愛してある?・悲しんである?]
2.他動詞+「〜テいる」が結果につかわれることも
 ある。
 [例.着ている、はいている、(めがねを)かけている
     など主に再帰性の他動詞多数]

という2点で、この2用法にかぎってみても、この説明は問題があります。さらに、自動詞のときには「継続」「結果」用法のちがいを[継続動詞・瞬間動詞]などというタームでとらえているのに、他動詞のときには急に「〜テいる」と「〜テある」のちがいであるかのようにいうのは、つじつまがあいません。ですから、たしかに「〜テある」がつくのは ほぼ他動詞だといえますが、他動詞であることを強調すればいいということにはならないのです。

 わずかですが、「〜テいる」も「〜テある」も「結果」の用法になりうる他動詞も存在します。
「彼女は帽子をかぶり、リボンで髪をかざっていた。」
「部屋の中は高級な装飾品でかざってあった。」
これをみても わかるように、おなじ「結果」の用法でも、「〜テいる」は動詞の主語にあたる人やものの状態をあらわしますが、「〜テある」のほうは動詞の対象(いわゆる目的格)になっている ひとや ものの状態をしめしているようです。だから、対象語をとる他動詞に対してつかわれるわけですが、それと同時に対象語に変化をくわえるような動詞であるといことのほうが もっと重要なじょうけんなのではないでしょうか。(同時に、「〜テいる」が「結果」用法になるための条件も、「瞬間」的なうごきであることよりも、主語となる ひとやものに変化を生じさせるということのほうが本質的に重要だと いえるでしょう。)

VALUE="Re: Re: 他動詞と「〜てある」は別問題?????"