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Article #: 6942 (Res to #6940) Entry Date: 01/02/18 18:21:48
From: きんちょ
Subject: Re: Re: 「おおざっぱ」な予想をくつがえされた驚愕
Message:  みーさん、はじめまして。きんちょ です。

| 「三宅島の噴火がまだ続いているなんて、およそ今まで
| に例のないことで最悪だ」=(3)
| 「三宅島の噴火がまだ続いているなんて、今までに例の
| ないことでおよそ最悪だ」=(1)
| このように「最悪」という言葉を「〜ない」を受けずに
| 使うと(1)の意味になるのではないかと思うのですが。

「およそ」の意味について、みーさんだけでなく Oyanagiさんの かんがえも、そういうことだと理解しました。しかし、したの例文が成立するのだとすれば「なんて」は直接「およそ最悪だ」と関係しているわけですから、「なんて」のために(3)の用法になるというOyanagiさん自身の説明にしたがって「およそ最悪」も(3)の用法として みとめられることになるのではないかという疑問を呈したわけです。

 厳密には(1)と(3-b)とへ分類をする方法と、この文は その どちらかになるはずだという前提を再検討する必要が あるかもしれませんが、とりあえず その どちらかだとすると、わたしは後者だと おもいます。(1)には 数量が くるものしか ふくめられないと おもうからです。「およそ3キログラム」というのは「3キログラム」という分量が どのくらいのものか客観的に わかるのに対して、「およそ最悪」というのは「最悪」が どのくらいのものなのかも明確でないし、むしろ対象となりうるものを比較したうえでの最上級をあらわすという もともとの意味から はなれて、「想像できないくらい/B>/U> わるい」「(すべての ありうる状況を実際に比較できるわけではないが、通常 予想できるシナリオのなかに この現実が ふくまれるとすれば)まちがいなく最悪のものになるくらい/B>/U>わるい」という意味に ちかづいてこそ この文のなかに あてはまるように おもいます。「人間として およそ最低の部類」などというのも そうでしょう。「およそ最悪」が不自然だと感じるひとが いるとすれば、むしろ「最悪」が「最低」ほどは『脱・対象比較化』が すすんでいないからなのではないかと想像します。

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