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Article #: 7007 (Res to #7005) Entry Date: 01/02/28 21:05:37
From: きんちょ
Subject: Re: 識字率
Message:  基準などについては、ユネスコ・アジア文化センターのサイトに でていますよ。

 『イデオロギーとしての「日本」』(ましこ ひでのり・三元社)という本では、日本の「識字率の たかさ」について批判的な検討がされています。そこでの主張を要約しながら紹介します。

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 日本は義務教育就学率99.99%だと いうが、それが すなわち 社会暗黙に前提している よみかき能力が保証されている人間の比率だとは いえないし、かりに そうだとしても日本の人口の0.01%は1万人をこえている。さらに、近代日本社会がすくなくとも人口の5%を構造的マイノリティとして、かかえこんできたことをわすれてはならない。現在も「識字学級」「夜間中学」のニーズはなくなっていない。これから定着していくであろう外国人労働者/難民/中国残留孤児の家族らもいる。問題は、社会がリテラシーを前提にしているだけに、かえっておそろしい。また視覚障害者の問題がある。かのじょら/かれらは、聴覚/触覚つまり、みみ/ゆびさきで、ことばをつかいこなしている。しかし、漢字をみなければ区別できないような、こまった日本語が依然はびこっているし、点字/音声にされない文字情報は膨大なものであることは、一般にみすごされている。こうしたマイノリティーではなく、むしろエリート予備軍であるはずの外国そだちの日本人たちの教育問題も、相当皮肉なはなしである。標準語はなしことばには不自由しないのに、おびただしい漢字文化=文化資本は、そう簡単にはみにつかないからだ。
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 「識字率」が たかいということは、なんらかの理由で識字に障害がある ひとたちに対しては、かえって社会的な抑圧の原因になる ばあいが あるという指摘には、するどいものが あると おもいます。

VALUE="Re: Re: 識字率"