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Article #: 7009 (Res to #7008) Entry Date: 01/03/01 01:38:55
From: きんちょ
Subject: 「つもり」の いろいろ
Message:  ハム太郎 さん、こんばんは。

 ご丁寧な お返事、ありがとうございます。さっそく おこたえします。

−−−「つもり」について−−−
 まえの投稿で わたしが「キリンの…」という例文をだしたのは、詰問に こたえるときの文としてではなくて、「〜つもりだ」という文の一般的な性質をかんがえるためだったのですが、せっかくですから、これらを詰問に対する応答として かんがえてみましょう。

 たしかに、絵をかいているのは わかるけれども、その絵が尋常でないときには「何の絵をかいているつもりだ?」という「詰問」が ありえますね。そのときには、「キリンの絵をかいているつもりです」と こたえるかもしれません。しかし、どこからか巨大なキリンの写真パネルをもちだしてきたのをみたひとは、「何をするつもりだ?」と きくでしょうし、そのときには「キリンの絵をかくつもりです」が適当な こたえになるでしょう。

 「自分は正しい」という気もちは結果的に感じとれるのであって、両者の文型による ちがいでは ないと おもいます。ちなみに「かくつもりだ」のときの「つもり」は[本人の意志できめた予定]をあらわしていて、「かいているつもりだ」のときの「つもり」は[現実に対する主観的な(ときには架空の)解釈(想定)]をあらわしているものだと おもいます。要するに[未来]と[現在]との ちがいが ありますね。

−−−「〜んです」について−−−
 投稿の分量をへらそうとして「言語外の状況との結束性」などという かきかたをしてしまいました。もうしわけありません。
 「〜んです」の用法について説明する余裕は ありませんので、ここでの例に しぼって いいなおしますが、「何をしようと思っているんですか?」のように「〜んです」をつかうと、[わたしも、あなたも きがついているはずの めのまえにある状況(この ばあいは、あいての行動)に対して説明をもとめているんだ]ということが つたわりやすくなるという意味です。たとえば、みちで あった ひとに「どこへ いきますか」とは あまり いわず、「どこへ いくんですか」と きくのは、「みちで であった」という状況をもとにして、その状況に対する説明をもとめているからだと かんがえられます。このような「〜んです」の機能のことを、うえのように よんだのです。

# of Responses: 1

  1. "Re: 「つもり」の いろいろと「んです」" from ハム太郎 (01/03/02 00:05:50) #7023

VALUE="Re: 「つもり」の いろいろ"