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| Article #: 7125 (Res to #7124) Entry Date: 01/03/25 01:54:49 | |
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きんちょ |
| | Re: 気分と気持ち |
| | 『類似表現の使い分けと指導法』(1997アルク)にある
内容をまとめると、つぎのように整理できると おもいます。 1)内的対象の「気持ち/気分が悪い」 [吐き気]⊂[生理的な不快全般] ◆ ビールを5本飲んで{○気持ち/○気分}が悪くなった。 ◆ さっきは頭が痛かったが、いまは{×気持ち/○気分}が よくなった。 2)内的対象の「気持ち/気分がいい」 [感覚的満足]⇔[精神的満足] ◆ 表面がすべすべしてて触ると{○気持ち/×気分}がいい。 ◆ 部屋が綺麗になって{○気持ち/○気分}がいい。 ↑[一次的感覚]と[二次的精神状態]の対立 ◆ テストが満点で{×気持ち/○気分}がいい。 3)外的対象の性質をあらわす「気持ちがいい/悪い」 [対象の性質]−φ(「気分」は つかわない) ◆ {○気持ち/×気分}のいい朝 ◆ {○気持ち/×気分}の悪い映画 4)補語や述語となる「気持ち/気分」 [意志的]⇔[外的要因の影響] ◆ 帰国しようという{○気持ち/×気分}はない。 ◆ {×気持ち/○気分}をかえようと散歩に出た。 [意識的]⇔[漠然] ◆ 私に対する彼女の{○気持ち/×気分}を知りたい。 ◆ むしゃくしゃして酒を飲みたい{×気持ち/○気分}だ。 [心の中に生起−保持−消滅]⇔[心全体が帯びている] ◆ 勉強しようという{○気持ち/×気分}がわいてきた。 ◆ 勉強しようという{○気持ち/○気分}になれない。 [事柄]⇔[雰囲気] ◆ 謝罪の{○気持ち/×気分}を表明する。 ◆ 町中が祭りの{×気持ち/○気分}にあふれている。 なお、2)では感覚や精神について いうのに対して1)では 生理的なことをあらわします。これに対し、韓国語の /gibuni nappeuda/ は /gibuni jota/ とともに精神的な不快・快を あらわしていることに注意が必要でしょう。韓国語では 1)の両用法、2)の[感覚的満足]、3)の大部分が現実にはまったく別の語で表現されると思います。 4)の「気持ち」は /maeum/ に「気分」は /neukkim/ /gibun/ /bunuigi/ /giun/ などが対応するでしょう。 |
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