このページはにほんご喫茶室月刊日本語 presents)に きんちょが投稿した
記事のログを投稿者本人が保存したものです。
 このサイトには きんちょの投稿しか おいてありません。
以下のリンク、および、ログのなかにあるリンクは もとの掲示板に
つながっていますので、おまちがいのないように ご注意ねがいます。

  記事検索ツリー状に表示タイトル&コメント一覧

Article #: 8209 (Res to #8208) / Entry Date: 02/03/19 08:49:42
From: きんちょ
Subject: 敬語の おかしさ
Message:  そうですね。

 本題からは はずれますが、紹介していただいたものを よみますと、つぎのような記述があります。

  敬語表現というのは、必ず人間関係を前提として
  発生します。  【中略】
  (注:皇室関係への絶対敬語は別)

さらっと かいてありますが、するどい指摘ですね。現代日本語の敬語が すでに社会的な序列意識に もとづく上位/下位の意識ではなく、人間関係の ありかたや職能を基本にして くみたてられていること、だからこそ、なにかの「時節がら」テレビなどから とびだしてくる皇室関係の敬語が いちじるしく不自然に きこえるということが わかります。

 あれだけ とおざけられていて「人間関係」など ほんの ごく一部のひと以外に むすびようもないような存在に対して人間関係を前提とした敬語をつかうというのは、無理な はなしなのです。それなのに敬語を「つかわなければならない」から つかうという態度が不愉快なほどの不自然さをうむのでしょう。

 皇室に かかわる敬語の つかわれかたは、日本語の敬語体系に そむいている部分が たぶんに あります。

 いっぽう、これだけ するどい指摘をするのであれば、この記事をかいた かたが説明のなかで 上位/下位という ことばをつかいつづけることに中途半端さを感じました。

# of Responses: 1

"()">