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| Article #: 8259 (Res to #8258) / Entry Date: 02/04/08 08:35:15 | |
| From: | きんちょ |
| Subject: | 日本語における「形容詞」「副詞」概念のちがい |
| Message: | ■ 日本語で「形容詞が単独で述語」になるもの
たとえば日本語の「おおきい」が「形容詞」と よばれるようになってたのは、「おおきい部屋」のように 名詞を修飾するときの用法が Adjective と にているからでしょう。しかし、「この部屋は おおきい」という文になると、「おおきい」だけで述語になっています。この文には ほかに動詞のようなものは ありません。「この部屋は うりにでている」と くらべれば、「うりに でている」という動詞句と「おおきい」という形容詞が文のなかで対等な やくめをはたしているのが わかります。 つまり、英語でいう「be」のようなものが なくても述語になるということですね。これは 日本語の すべての形容詞について いえることです。 ■ 英文法で副詞とされるが日本語の文法では形容詞と されているもの 英語の辞書をみれば、「dark」は形容詞、「darkly」は副詞となっているはずです。それぞれの代表的な訳語である「くらい」も「くらく」も、日本語の文法では おなじ形容詞で おなじ1語の活用だと みなされます。 この第一の理由は、英語で形容詞に「-ly」をつけるのは すべての形容詞に適用できないのに対して、日本語の形容詞の原形の「い」を「く」にするのは すべての形容詞が もっている性質だと かんがえられることでしょう。(第二の理由は、英語の文法のなかでの品詞が比較的、文のなかでの機能を中心にして整理されているからだと おもいます。)このために日本語の文法でいう「形容詞」というのは、名詞を修飾したり、名詞となるものの性状・情態をあらわすだけではなく、動詞の意味内容を修飾する用法も もっていることになるのです。日本語の標準的な文法でいう「副詞」には、「くらく」のようなものは ふくまれず、用言を修飾する以外に基本的な やくめの ない「ときどき」のようなものだけをさすのです。 |
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