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Article #: 8533 (Res to #8532) / Entry Date: 02/07/23 16:20:02
From: きんちょ
Subject: Re: 「よく〜といわれている」という文
Message: 「よく国際結婚は難しいといわれる」

「国際結婚は難しいといわれている」
は、いいんですよね。

そうすると、「よく」と「テいる」との相性の問題ではないでしょうか。


ここでの「よく」は、本来は(「よく」が なければ)一回かぎりの うごきをひとまとまりにして あらわす表現について、その うごきが 何回も おこなわれることを あらわすものですよね。

一方、ここでの「テいる」は 意味上は どちらかといえば結果に焦点があるのでしょうけれども、ふつうには「習慣」(− この例に対しては ちょっとヘンですが、要するに いまも、そして これからも どこかで だれかによって「いわれる」ことであるに ちがいない、というところから、完成相をつかわず 非完成相の形式をつかっているのだと おもいます −)などというような用法に分類されるのではないでしょうか。

と、いうことで結果的に

 「よく・・・<完成相>」

 「・・・<テいる>」

が にた意味をあらわすことがありますね。たとえば、「よく ひるねをする」と「(毎日のように)ひるねをしている」のように。


もちろん、「(毎日のように)ひるねをする」も可能ですし、「(あちこちで)国際結婚は難しいといわれる」も可能です。文脈や修飾語によって 一回かぎりのことでないことが明白な ばあいには、完成相であっても複数性をあらわせるということでしょう。ただ、「よく」が つくのは このように完成相の形式が複数性をあらわしているときではなく、複数性をあらわしていないときに「よく」が ついて その文を複数性をあらわす文に かえてしまうのだと いうことが ここでのポイントだと おもいます。現に、以下の文は「よく」があると不自然でしょう。

「* 世間では よく あちこちで国際結婚は難しいといわれる」
「* あの ひとは、よく毎日のように ひるねをする」

# of Responses: 1

  1. "Re: 「よく〜といわれている」という文" from amalfy (02/07/23 16:56:58) #8534

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