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Article #: 8881 (Res to #8880) / Entry Date: 03/01/15 19:28:56
From: きんちょ
Subject: Re: 「どうしたのですか」のポイント「〜んです」の理解
Message:  だれかが挙動不審であったり、悲鳴をあげたり、こまっていそうなときに、「どうしたんですか」とか「なにか あったんですか」と よく いいますね。

 これらは、「どうした」「なにか あった」という部分と「〜ん(だ)」という部分から できています。

 このうち、日本語教育で重要な部分は「〜ん(だ)」の つかいかたです。最近の国語辞典では この「んだ」というのをひとつの助動詞として みだしに のせているものも ありますが、「〜んです」「〜のです」「〜んだ」「〜のだ」「〜の」などの つかいかたをどう とらえるかは 日本語教師をめざす ひとのための どの入門書にも かいてあることだと おもいます。

 ここでは その すべては かけませんが、基本的な用法として、これらには ことばに なっていない 発話の場の情報と、ことばに なっている部分とを関連づける役わりが あります。冒頭の ばあいについていえば、「どうした」「なにか あった」という ことと、あいてが挙動不審であったり、悲鳴をあげたり、こまっていそうだという言語外の事実とが関連づけられていて、そういう普通とは ちがう状況が なぜ生じたのかという理由が、「どうした」「なにか あった」という部分で たずねられているものだと かんがえられます。

これらに対する返事としては、「コンタクトをおとしてしまったんです」「なべをひっくりかえしてしまったんです」「財布をなくしてしまったんです」などが かんがえられます。このように、質問している状況は現在のものですが、その原因は「コンタクトをおとした」「なべをひっくりかえしてした」「財布をなくした」などの 過去に おきたことであると かんがえられるので、「どうしたんですか」「なにか あったんですか」などと「〜んです」の まえにはタ形が きているのでしょうね。

# of Responses: 1

  1. "「〜んです、だ」ありがとうございます!" from 若葉マーク (03/01/17 00:02:32) #8882

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