このページは (月刊日本語 presents)に きんちょが投稿した記事のログを投稿者本人が保存したものです。 このサイトには きんちょの投稿しか おいてありません。 以下のリンク、および、ログのなかにあるリンクは もとの掲示板に つながっていますので、おまちがいのないように ご注意ねがいます。 |
| 記事検索|ツリー状に表示|タイトル&コメント一覧 |
| Article #: 8903 (Res to #8902) / Entry Date: 03/02/05 16:38:28 | |
| From: | きんちょ |
| Subject: | こまかいようですが。。 |
| Message: | こんにちは。こまかいようですが、気になったので。。
> 「どこ」という言葉にはいろいろな含意が > あって、われわれは知らず知らずに使って > いますが、「どの町にあ るか」とか「どの会 > 社なのか」あるいは「どの駅に近いか」など > を省略したものと思います。 この質問が町名や会社名、あるいは もより駅をたずねる表現になる理由は、「どこ」の含意が ひろいからではなく、「AはBですか」という文型が 多様な意味をあらわせるものだからだと おもいます。どの意味になるときにでも、 「あの たてものの ある まちは どこですか。」 「あの たてものの ある会社は どこですか。」 「あの たてものの ちかくの駅は どこですか。」 のように いいなおすことができます。これらの文に共通に つかわれている「どこ」の意味が、「あの建物はどこですか。」という質問における「どこ」の意味でもあり、「含意」が生じる理由は「あの建物」という ことばを主題にし、「どこ」という ことばを焦点にしたうえで 両者を有意に むすびつける解釈の可能性が いくつか あるからだと かんがえれば すむことだと おもいます。 また、「省略」という いいかたも あたっていないと おもいます。省略というのなら、「本来あるべきもの」が談話のなかで すでに想定されているということになるでしょう。しかし、「本来あるべきもの」が、「まち」であるのか「会社」であるのか「駅」であるのかということは、「Aは どこですか。」という質問をするときに つねに了解されているとは いえないと おもいます。むしろ、このような多様な解釈ができる いいかたとして質問の形式が えらばれているということなのでは ないでしょうか。(そうであるから、こたえるほうが もっとも あいてにとって有益な こたえかたをえらんで こたえることができる。)これ自体が ひとつの表現のかたちであると みとめるべきだと おもいます。 > 外国してはやむをえない使い方ですが、 > 疑問の部分をはっきりさせたほうがいいに > 違いないでしょう。 そうでしょうか。「あいまいなのが日本語の特徴だ」などという俗説に加担するつもりは ありませんが、解釈に ふくみをもたせられる表現を日本語を母語とする おおくの日本人が このんで つかうということは否定できないと おもいますよ。 |
# of Responses: 1