発言者: きんちょ
発言日: 01/06/11(Mon) 00:53
文法の問題というよりは、言語観の問題ですよね。
わたしは「識者」じゃないけど、「識者」のかたに きくというよりも、教師として、ネイティブ・スピーカーとして、まず自分が どのように かんがえるかということが ないと、どんなに穏当で多数派の意見をおしえたとしても、不誠実な部分が のこってしまうのではないでしょうか。
もちろん、いろんな ひとの意見をきいて、自分の判断が独善的でないかチェックすることは大切ですが。
わたしが この件で おもうのは、
1.「(あなたに)〜テあげます」と、本人の めのまえで いうのは、たしかに つかいにくい。
2.しかし、それも語彙による程度の差があるようだ。たとえば、「かしてあげます」は、かすあいてに直接いうのに それほど おおきな抵抗は感じないけれども、「たすけてあげます」は、いかにも傲慢な ひびきを感じる。
3.この語彙による感じかたの ちがいというのは、その語の意味にも よるのかもしれないけれども、究極的には、これまでの人生での経験から、ある動詞について「〜テあげます」をつけて つかうような発話場面を想像して、判断しているような気がする。だから、まったく ことなった人生経験をしている ひととは、判断が一致しないかもしれない。
4.正直にいって、すきなタイプのひとに個人の秘密を「おしえてあげる」と いわれたら、むずかゆくて うれしいけど、きらいなタイプのひとに「おしえてあげる」と いわれても、反感しか感じない。
5.結局、「ひととして」当然のことをしていると、こちらが かんがえるようなことであれば、「〜テあげる」に違和感をいだくだろうし、なにか特別なサービスで、しかも代償をもとめないような ことであると みとめられる種類のことなら、つかっても いいし、いわれても納得できそうだ。この ちがいは、文化的な価値観も あるし、個人の性格も関係するし、よくよく かんがえてみると、自分のなかにある差別意識のようなものさえ 関係しているのが わかってくるから、これ以上 分析したくなくなってしまう。
………と、全然、「指導法」に なっていませんね。
まあ、「識者」ではないので、おゆるしください。失礼しました。
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▼関連発言
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├◆534:参考にならないと おもいますが。 きんちょ 01/06/11(Mon)
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