DARI外国語専門学院では、日本語ネイティブスピーカーの講師を 募集しています。以下に、DARIから提示する条件と学院での業務の内容をしめします。

 1.給与        

    基本給は月給90万ウォン以上の金額で契約時の交渉により合意した額とし、月ばらいとします。勤務開始1か月後には、最初のしはらいが あります。一日の授業担当時間は6時間を基準とします。担当時間には、中学校などへの出張の授業の分もふくめます。

    やむをえない事情で、月をつうじて担当時間が6時間をこえるときには手当がでます。その他、ひとクラスの人数がおおくなった場合など、学院に余剰のでた場合にも、給与にうわのせをして、還元をしますが、その具体的な内容の判断は学院にまかされます。

 2.住居

    住居はワンルームを支給します。トイレ、シャワー、台所がついており、暖房・温水が 使用できます。光熱水費は学院で負担します。寝具、ガスコンロ、冷蔵庫、電話の施設などは、自己負担になります。赴任してから1か月のあいだは、生活に支障のないように、学院が貸与、提供などの便宜をはかるものとします。

 3.交通

    学院のワゴン車がありますので、通常、それにのって職場までいききができます。授業がないときで、おそく出勤したり、はやく帰宅するような場合の交通費は自己負担してください。市内バスの料金は、540ウォンで、一回の乗車で通勤できます。

 4.福利厚生

    学院として特別に提供できるものはありませんが、ソクチョのまちの案内をかねて 趣味や勉強の機会をつくることができるように努力します。韓国語の学習については、専門の学校はありませんが、教材を入手したり、おしえることのできるボランティアを紹介することができます。

 5.採用決定と渡航の時期

    採用は、1月はじめまでに内定し、1月中に契約をむすび、査証手続きを開始する予定です。契約の時点で提出していただく書類と、当方で準備した書類により、韓国での在留資格の事前審査をうけ、出入国管理局からの「在留資格認定証明書」の発給をまちます。これが発給されたら、採用者に郵送しますので、それをもって、所轄の韓国大使館または領事館にでむき、査証をうけてください。2月中には こちらへきていただき、勤務をはじめていただく予定です。

 6.クラスの運営

    韓国の学院には、法的にきまった入学時期がありません。当学院では、レベルにあったクラスがあれば、随時入学をうけつけています。また、授業料は月払いにすることがきめられていますので、入学して1ヶ月すぎるごとに継続しない受講生がでてくるのが実状です。このような事情と全体の規模に規定されているので、カリキュラムにそったクラスの運営には困難な面があります。現状では、はじめて日本語を学習する受講生は、学院で設定した開講日まで まってもらい、その日にあわせて学習をはじめていただいています。そうしてはじまったクラスも、しばらくすると、ぬけていくひと、あたらしくはいってくるひとが ではじめますが、6か月をめどに初級をおえることを目標にしています。入門以外のクラスは、既存のクラスに はいることのできる受講生は随時、クラスにいれ、あう時間やレベルのないかたの場合は、何人か いっしょに勉強できるひとがあつまった段階でクラスをつくっています。

    現在までは、韓国人の教師1名と日本人の教師1名がクラスを担当しています。韓国人の教師だけがうけもつ文法クラスはありません。入門のクラスでは、韓国人の教師と日本人の教師が交代で授業をしてきました。これについては、新規の採用後、事情を勘案しながらの変動がありえます。

    教材についても 今後、変動がありえますが、いままでのところ、初級では『文化初級日本語1・2』で、韓国で出版さ れているものを使用しています。中級以上では、クラスの性格や経緯をかんがえて、そのたびに選定しています。韓国では、日本でつかわれている主な教科書が おおく出版されています。

    クラスのレベルは、ゼロの段階からおしえる「入門クラス」 そのクラスが1か月以上たってできた「初級クラス1」、教科書で表現すれば、『文化初級日本語2』にはいった「初級クラス2」、初級文法をおえたひとたちを対象にした「会話クラス」 「試験対策クラス」「中級クラス」というような区分が、可能です。人数は、3名ぐらいから開講することがありますが、12名をこえると教室にはいりきれなくなるので、あたらしいクラスをつくってわけてきました。

    日本語の受講生全体の人数は、1997年10月の学院設立のときが、20名ぐらいでしたが、すぐに50名ぐらいまでふえ、その後、経済事情の悪化や高校・大学が冬休みにはいったことなどから、20名ちかくにまで へっています。98年の6月ごろからは、またふえてきており、今年に はいってからは50名から80名のあいだの規模を維持しています。最近の初級クラスの開講時には20名ほど あつまりました。日本文化の開放などの影響もあり、あたらしく日本語をまなぶわかいひとたちがふえています。3月の新学期にあわせて クラス増を おぎなってくださる講師の方が必要なのです。

    それから、学院での授業のほかに、中学校に出張して、中学生の課外授業を担当する仕事があります。これは、中学校が、生徒たちの課外学習を支援する目的で校内に希望者をあつめて安価に設置している講座で、すでに2校で1年以上の実績があります。

7.求められる素質について

    今回の募集では、日本語教師としての経歴や韓国語の知識は必須事項ではありませんが、韓国人ばかりのクラスで日本語をおしえるため、韓国や韓国人に対する理解や、韓国社会になじむ努力をおしまないことが、素質として もとめられます。現実の授業は、直接法オンリーではありませんが、直接教授法をとることができる技量をもちながら、実状にあわせて お しえかたを工夫していける柔軟さをもった教師を もとめています。経験はながくなくても かまいませんが、熱意をもって、同僚といっしょに授業をつくっていくことのできるかたでしたら、ご応募を歓迎します。必要となる教科書や副教材・教育機材などの入手や制作には、時間と費用のゆるすかぎり、できるだけの協力をおしみません。また、授業のうえでの問題が発生した場合も、円満に解決するために 友好的な態度で ちからをかしていきたいと おもっております。ご応募を おまちしております。