つぶやき会議室つぶやきなのに、会議室です。会議室ですが、つぶやきます。 |
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| 1998/08/16(02:48) from 143.90.207.228 | |
| 作成者 : スグル (series@anet.ne.jp) | アクセス回数 : 23 , 行数 : 245 |
| Re:労働力動員と慰安婦徴集での強制連行 |
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スグルです。下に埋もれてしまいそうなので、勝手ながら新規投稿させていた だきます。これは77番「Re^4: 労働力動員と慰安婦徴集での強制連行」に対 するものです。僕の立場についてご理解いただき、大変感謝いたします。 >わたしも この場で、なんらかの集団のたちばを だいべん >しているつもりは ないので、そのへんのところ、ご了解く >ださいませ。 了解しました。 >それにつづくところを よむと、スグルさんはどうも、わ >たしの最初の投書の > > 実際は、日本の政府が、洞や面の事務所に「◯◯人、 > あつめろ」と、命令して、洞や面の事務所のひとは、 > >と いうところに反応したようですね。「慰安婦」のばあい >は、このように「日本の政府が命令」したのではないだろう >ということが、スグルさんの主張の最大のポイントのように >おもいます。 まあ、そういう事ですね。徴兵・徴用と同じく慰安婦も国家権力で狩り集めたのか?と言 うのが僕の趣旨です。洞や面の事務所の人たちが日本の命令と圧力に屈して女性を慰安婦 として差し出したなどというケースは現在に至るまで皆無です。秋月さんの手紙からはそ ういった誤解を招くと思ったので反論しました。 >わたしは、スグルさんが「誤解を招く事になる」と いうことは、 >誤解なんかじゃなくて、まさにわたしのいいたいことで、「慰安婦 >を◯◯人、あつめろ」という指令は、それを必要とする軍からで >ていたとかんがえて、そう主張しているのです。法的手続きがふ >まれていないところは徴兵令の適用とはちがいますが、命令した >主体が軍であることを、わたしはうたがっていません。 軍が集める命令をした事は僕も疑っていませんよ。軍にとって慰安所は必要不可欠なので すから。何度も言いますが、問題はその集め方に軍が「悪意で関与」していたのか?とい うことです。秋月さんの手紙からは軍が国家権力によって慰安婦を狩り集めたように記述 してあるので、誤解を招く事が必然だと反論しているのです。「慰安婦を強制連行しろ」 と軍が命令したのでしょうか?違うでしょう。やったのはあくまで心無い悪質な業者です。 そして制度を作って徴兵・徴用のように義務化したのでしょうか?否。全く証明されてい ません。 >この件に関して資料としてでてきているのは、今のところ >内地からの召集の例のようではありますが、軍が内務省・警 >察に徴集(とりしまりではありませんよ)への協力をもとめ、 >内務省が人数を府県にわりあてている文書もでています。台 >湾からのおくりだしで、「軍の要求により」おくりだす女性 >たちのあつかいを 総督府から外務大臣にたずね、旅券にか >えて「軍の証明書」によって だすようにしろとの指示をう >けたという、文書も のこっています。 「文書がある」というだけでは僕としては何とも言えないところですが…それは軍が悪い 事してた証明になり得る文書なのでしょうか。そのような文書はまだ出ていないと思いま すが。「軍が内務省・警察に徴収への協力もとめた」と言っておられますが(しかも「取 り締まりではない」と断言していますが)、ならば具体的にそれはどんな「協力」だった のでしょうか?何よりもその時慰安婦を集めた「主語」は何だったのでしょうか?それに よって犯罪の責任を負う主体は変わってきます。ご説明願います。 >連行の方法まで指示したかどうかは わかりませんが、連行 >するように指示したのが軍であるのは まちがいないところ >でしょう。 「強制連行」ではなく「連行するように支持した」ということは、それはあくまで「連れ てくるように支持した」という意味でしょうか??もしそうなら、別に軍が悪い事してい たわけではありませんね。 >「奴隷がり」というのは、連行の方法についていうことで >すから、「主語」がだれであっても そういうことはできる >とおもうんですが、「慰安婦」の場合で、その「奴隷狩り」 >の「主語」をいえといわれれば、わたしの定義にしたがって >いえば、 > 1.法的手続きをふまずに、あつめられている >については、軍と業者の両方がそれを承知してやっていただ >ろうし、 > 2."だまし"や権力を背景にした圧迫などの、強制がは > たらいている >は、おもに業者がそうしただろうし、 > 3.いちど連行されたら、あとから抗議しても解放されな > い >は、おもに軍がそのようにしたといえます。 > 大事なことは、この3つが おぎないあって、強制連行と >いう ひとつの行為が完成しているということです。 …ついに「だまし」による広義の強制連行も「奴隷狩り」ですか…。今まで論じられてき た中で初めて見ました。慰安婦問題における最高権威といわれる吉見義明教授でさえ狭義 の強制連行を「軍・官憲による奴隷狩りのような連行」と呼んでいるに止まっているとこ ろですが、それはいくらなんでも拡大しすぎではないでしょうか。 @ についてですが、「軍と業者が承知している」というのは全く証明されていない事柄で す。それどころか現在の文書で判断できるのは「軍は業者が強制連行しないように関与 していた」という事だけです。Aについては別に異議ありません。Bですが、それも証 言のみで、全く証明されていないものです。仮にBが証明されれば軍が犯罪を取り締ま っていたという説は崩壊する事になるでしょう。したがって結論は@とBの証拠不充分に より、実質的に「業者の強制連行があった」というAのみ成立する事になります。 >わたしが、「強制連行」について、「法律や公の命令に直 >接の根拠をおかないけれども総督府などの日本の公権力がふ >かく関与した強制的な徴集のこと」と定義したのは、別に、 >「奴隷がり」ではなかったと いったことにはなりません。 つまり「法律や公の命令に直接の根拠をおかないけれども総督府などの日本の公権力がふ かく関与した強制的な徴集」とは「奴隷狩り」も含むという事ですか。やはり秋月さんの 認識では広義の強制連行さえも「奴隷狩り」としているようですね。僕は前の投稿(6/ 20)で >僕が問題にしている国の責任を問える「強制連行」とは、軍 >命令(国家権力)によるもの、すなわち銃をちらつかせて暴 >力で拉致するケース(これを僕は奴隷狩りと呼んでいます)、 >そして国民の義務として強要する(挺身隊を無理矢理慰安婦 >にさせるような)ケースの事ですので。(*スグルより) このように提示した上で質問したのですが、無視されてしまったのでしょうか。たとえ銃 をちらつかせなくとも暴力的なもの、つまり軍・官憲による国家権力を行使した拉致なら ば「狭義の強制連行」と僕は認識しています。そして僕の質問に対してこう言われていま すが、 >これには「わたしの定義したような奴隷がりのような強制連行を >イメージしてもらえるだろう」と、こたえるしかないでしょう。 言葉の定義を拡大して「法律や公の命令に直接の根拠をおかないけれども総督府などの日 本の公権力がふかく関与した強制的な徴集」を「奴隷狩り」と表現して反論されても、僕 としては納得しかねます。僕の質問の中で言ってる「奴隷狩り」とは秋月さんの認識され ているところの「狭義の強制連行」です。 教科書には秋月さんの言われるような細かい分析まで書かれていませんよ。しかも秋月さ んが述べられた3つの「奴隷狩り」の定義はA番目の「業者による強制連行」しか成立し ません。よってこれは「奴隷狩り」と呼ぶには不十分です。繰り返しますが、ここで僕が 質問している内容はもっと単純な2つ。1つは暴力的なもの、つまりは「奴隷狩り」(厳 密に言うならばその項目の前後でナチスのユダヤ人強制連行も紹介されることでしょう) を前提に教えられた中学生が果たして「強制連行」という言葉に対してどんなイメージを 持つと思うか?という事、そしてもう1つは徴兵・徴用と続けて慰安婦が紹介されれば、 まず判断材料を与えられない中学生が誤解することは必然ではないのか?という事です。 「法律や公の命令に直接の根拠をおかないけれども総督府などの日本の公権力がふかく関 与した強制的な徴集」などという、言ってみれば意図的に「論戦用」に作られた拡大した 解釈を持つ可能性はゼロに等しいだろうと思います。 >これには、スグルさんにも誤解があるようなのですが、「朝鮮人 >男性の強制連行」も「国民の義務として兵士になることや労働に >従事することを強要された」とは いえないところがあります。 (中略) >「自由募集」といいながらも あらかじめ人数をわりあてた計 >画的な動員だったことなどから、韓国では従来から志願兵や >「募集」「官斡旋」による徴用をも強制連行とみなし、主張して >いるのです。 はい、僕もそれは存じています。1944年までは徴兵・徴用ではなく「官斡旋」の段階 ですね。しかし村によって数が割り当てられたために強制の形になりました。韓国にとっ ては迷惑なことですし、「強制連行だ」と言うのも仕方の無いことでしょう。これは結局 国家権力によるものです。慰安婦とは全く事情が違います。 >「志願兵」という「名目で」ひっぱられたというのは、実 >は自由意志での志願とはいえない例があったということだし、 >「徴兵令・徴用令」とかかずに「徴兵制・徴用制」とかいて >いるのも そこにふくみをもたせているのです。だから、「 >挺身隊」という「名目で」ひっぱられたということも、その >内実が「勤労挺身隊」とはちがっていたと かんがえている >からなのです。 秋月さんの主張は理解できますが、それを反論とするには教科書の「文脈」を無視しては いないでしょうか。もう一度秋月さんが提示された教科書記述を引用します。記述内容は >わが民族の青年たちは、志願兵という名目、あるいは徴兵制と >徴用制によって日本・中国・サハリン・インドシナなどへ強制 >動員されて命をおとす一方、女性たちまでもが挺身隊という名 >目でつれさらわれ犠牲になった(*韓国高校教科書より) です。全体の構造をよく見てください。ここでの「文脈」は「名目」の問題などではなく、 「日帝の国家権力によって強制動員されたこと」です。 つまり徴兵、徴用、支援兵、挺身隊(これは慰安婦を意味すると思われる)が全て等しく 国家権力による狩り集めであったと記述してあるのです。「ふくみを持たせている」とい うのは相当好意的に解釈せねばそうは取れませんよ。「制」とは「制度」を意味します。 つまり国民に課せられる義務の意です。読み手にとっては何ら意味が変わる事ではありま せん。挺身隊にしても「連れさらわれ犠牲になった」というのは確実に慰安婦を指してい るのであって「勤労挺身隊」のことを指すものではありません。誤解を招く記述である事 は誰の目にも明らかです。これを読んで「挺身隊=慰安婦」「慰安婦も徴兵・徴用と同じ く国家権力で狩り集められた」と誤解する高校生が生産される事もまた明らかでしょう。 しかし…この教科書記述を一読してみて、事情をよく知らない人が秋月さんのようにそこ まで深読みできるものでしょうか…?大いに疑問です。 >「挺身隊」と「慰安婦」を「名目」と「内実」の関係だと >するのは、両者を同一視していないということでありなが >らも、すべての「慰安婦」が「挺身隊」という「名目」で >あつめられたという認識じたいが ただしくないのです。 >わたしが「混同」とかいたのは、このことです。これは、 >「挺身隊令」の適用で「慰安婦」になったと混同している >ということではなく、「挺身隊」を名目につかった「慰安婦 >」あつめと、ほかの手段での だましや脅迫などとを混同 >しているということだと いってもいいでしょう。 これについては「韓国教科書記述の問題点」でも書いたのですが、そもそも秋月さんの言 う上記の問題点は議論以前の話です。この教科書記述の真の問題点は挺身隊という名目、 及び挺身隊が慰安婦にさせられたという事例が未だ1件も確認されていないにもかかわら ず、両者が混同されている(しかも断定形で示している)事であり、その「誤解自体」が 無ければ秋月さんの言われる問題すら起こり得ないのです。したがって、「すべての『慰 安婦』が『挺身隊』という『名目』であつめられたという認識じたいが ただしくない」 などと言う必要など全くありません。「挺身隊と慰安婦の混同自体を止めるべきだ」と批 判すれば十分なのです(この辺ちょっと井沢元彦調(笑))。 >ただし、ここでのべたのは、韓国政府や教科書執筆者たち >の認識のレベルについてであり、マスコミのレベルはもっ >とひくい 場合があります。92年のこととはいえ、スグ >ルさんが まえの投稿の最後にふれた、韓国マスコミによ >る「小学生まで慰安婦にさせられていた!」という おお >さわぎは、もっと単純な「挺身隊」=「慰安婦」という図 >式によるものでしょう。ただ、それが改善されてきている >ことは、まえにもかいたとおりです。 さて、果たして改善しているのかどうか…?ここで1つ疑問ですが、西岡力氏(98年7 月号正論)によると、韓国で国定の中・高歴史教科書に「挺身隊として慰安婦が強制連行 された」といった記述が載ったのは昨年からだそうですよ。それまではなかったそうです。 これは改善と言っていいのでしょうか。むしろ話がこじれているようにしか見えないので すが。しかもその改善がちゃんと国民に行き渡っていなければ無意味です。今年の6月1 日〜6月12日にアメリカで慰安婦についての展示会が開かれたそうで、AMLによると、 韓国で最も精力的に活動している挺対協がそこで流した言説は「約20万名の慰安婦が日 帝により強制動員され、強姦等性奴隷としての苦痛を受けた(この20万人という数字は 挺身隊=慰安婦をもとにしたもの)」ですから、一体何年前の主張してるんだ?と呆れる ところです。 展示会のテーマは「第二次大戦中の従軍慰安婦−−疑問の余地のない悲劇」だそうですが 電子メ−ルのJCA−netニュ−スでは何と「挺身隊−−残酷な悲劇」となっており、「挺 身隊=慰安婦」の混同は今現在も野放しのまま撒き散らされています。 誤った記述などによって一般人に誤解される事が深刻なのです。人の物事に対する認識と は単に教育のみから成るものではありません。まず常識から考えても教育から学び、覚え た知識はマスコミ(テレビ・新聞)などから提供される「情報」によって補強されていく ものです。マスコミの煽るショッキングな情報はそれだけ人に与える印象も大きく、それ は日本でも韓国でも同じ事です。日本では吉田清治氏の証言についてきちんとした訂正が されないために今でも「日本軍は奴隷狩りやった」と信じ込んでる人たちがいるのですか ら。ですから、 >そのへんのことをしっていれば というくだり自体破錠しているのではないでしょうか。教科書記述を読むのは「そのへん のことを知らない少年・少女」であって、誤解していくのは目に見えています。 >「命をおとす一方、女性たち『までもが』」と つづくの >は、「慰安婦」たちもが 命をおとしたのだと解釈するの >が自然です。徴兵や徴用にも、「志願兵」という名目での >強制があったように、(自由応募の)「挺身隊」という名目 >でのだましがあったと とるのが、一般的な解釈だろうと > おもうのですが。 なるほど、確かに「犠牲」とは「命を落とした」という意味にも取れますね。しかし「徴 兵や徴用にも、『志願兵』という名目での強制があったように、(自由応募の)『挺身隊』 という名目でのだましがあったと とるのが、一般的な解釈だろう」というのは教科書の 文脈を無視した反論であり、慰安婦が徴兵・徴用のように国家権力で狩り集められ、その 結果犠牲になったのだと記述してある事が誰の目にも明らかである事は前述の通りです。 ムチャクチャ長くなってしまいました。すいません。 |
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