つぶやき会議室

つぶやきなのに、会議室です。会議室ですが、つぶやきます。

1998/08/16(02:53) from 143.90.207.228
作成者 : スグル (series@anet.ne.jp) アクセス回数 : 42 , 行数 : 139
軍による強制連行説は証拠不充分
スグルです。レスが大幅に遅れてしまい、大変御迷惑おかけしました。レポートがたまっ
た上にテスト期間に入ってしまいまして、全然時間が取れませんでした。決して無視して
いたわけではないんです。これは67番「強制連行と軍・政府の責任」に対するものです。
下に埋もれてしまいそうなので、勝手ながら新規投稿させていただきます。いやあ、もの
すごい気迫が伝わってくる熱烈な文章の連続ですね。

>戦況が悪化したなかで、戦地につくられた慰安所に、軍隊か
>らの依頼もなしに業者がうりこみにいくなどとは、どうにも
> かんがえられないことです。

僕は全て勝手に業者が売り込みに来たなどとは思っていません。軍隊が業者に依頼したケ
ースは当然あったでしょう。そのケースが多いと思います。罪を問えるとすれば軍が犯罪
に悪意で関与したのか、違法な徴募を野放しにしていたのか?ということです。

>海外にある慰安所につれていく ばあい、海外へ渡航させる
>ことは、強制連行に付随したことではなくて、強制連行の必
>要不可欠な一部分です。連行の最初の場面と、海外へ移送す
>る場面は、どちらがかけても 連行が完遂せず、相互に意志
>の疎通がなければ全体の実行が不可能なことです。この意味
>において、両者は一連の行為というべきであり、海外への渡
>航の時点での軍の加担は、強制連行全体への加担であり、業
>者との関係でいえば、共犯というよりは共同正犯であると断
>じざるをえないのです。

「相互に意志の疎通がなければ全体の実行が不可能なこと」とは簡単に言えば軍と業者が
グルになって犯罪行為をしていたという事でしょうか?そんな事いつ証明されたんでしょ
うか?それこそ憶測にすぎません。秋月さんの言われるケースは前にも言いました通り、
軍が「悪意で関与」していた事を証明せねば犯罪が成り立ちません。結局のところ「軍が
犯罪をやっていたのかも…?」と匂わせるだけのイメージ操作の域を出ませんよ。
さらに毎日新聞の引用を提示して以下のように言っておられますが、

>さらに、このような場合、海外へ移送すること自体が、単独
>でも犯罪を構成しうることであったということが、去年8月
>の毎日新聞の記事[*下記参照]からもいえることなのです。

なぜ悪いように悪いように解釈されてしまうのでしょう。この判例からわかることは「醜
業(売春)を秘し、女給か女中として雇うように欺まんし、移送することを謀議」した業
者を軍は「誘拐犯」として取り締まった、ということを示すものであって、それ以上でも
以下でもありません。軍は当然のことを怠らなかった事がこの判例からわかると思います。

>こういう判例があったのにもかかわらず、慰安婦の移送を軍が
>おこなっていたことをしめす文書は、かなりでてきています。
>単に、よくしらべないで通行許可をあたえたというような、消
>極的関与であったなどといってすませることはできません。軍
>は、目的のあきらかでない人物には、たちいりを ゆるさなか
>った(そもそも その手段もなかっただろう)支配地域へも、
>慰安婦とするべき少女たちを つれていっているのですから。

??「よく調べないで通行許可をあたえたというような、消極的関与であったなどといっ
てすませることはできない」とおっしゃっていますが、そのような都合の良い事を主張す
る論客が果たしていたでしょうか。軍にとって慰安婦は必要なのですから移送はしたでし
ょう。しかし悪質な徴収をする業者を軍は許さなかった。例えば今だって作物とか商品と
かを輸入したりするとき、移送の手続きとかには政府が深く「関与」していますよね。で
も業者には悪質な人もいて、ドサクサに麻薬とか輸入が禁止されている物とかを運んでく
る人がいます。規定以上の農薬を使用した作物とかを平気で持ってくる業者もいるでしょ
う。中には金目当てに臓器提供目的で入国してくる人の相手をする業者だっているはず。
当然そんな業者は厳しく処罰されます。場合によっては仕事の免許はく奪とかの処分を受
けることになるでしょう。
それと同じ事です。毎日に掲載された判例は軍が悪質な業者を取り締まっていたことを示
すなによりの証拠ではないでしょうか?軍の正しい処置を認めるべきなのに、なぜこの判
例を根拠に責任問題へと話をつなげていけるのか全く理解できません。

>そのなかで、慰安所についてから「自分の意志できたのではない」
>とうったえたけれども、そのまま「慰安婦」にさせられた女性が
>いたことは、日本人の証言と被害者の証言が一致しているのですか
>ら、軍のしたことは 当時の日本の法にてらしてみても、過失では
>なく、故意の犯罪である うたがいが つよいとおもいます。

結局「証言だけ」なんですよね。それは証明したとは言い難いでしょう。証言だけなら何
とでも言えるんですから。それで物的証拠が出てこないなら説得力が無いのでは?

>また、わたしが、

>    だましたり、おどかしたりして、いえからつれてい
>    ったひとは、一番、したのひとです

>と かいたことに関して、その「根拠」が問題にされました
>が、単純なことです。当時、日本軍はおおきな権力をもって
>いました。「内地」でもそうでしたから、植民地朝鮮で、女
>衒の業者がまっこうから軍にさからえるはずがありません。
>日本軍にひきわたされることになる少女たちをあつめる業者
>が、日本軍よりうえのわけが、ないではありませんか。

「権力を持っているもの=悪」という図式はあまりに単純すぎます。それで有罪に持って
いくのはムチャと言わざるを得ません。まるで前科者に更なる罪を着せるかのごとく日本
軍ならどんな悪もやってるはずだという偏見から「日本は有罪」という陰謀史観に走るの
はやめた方がいいのでは?それに僕は業者が軍より上だとか下だとかそんな事聞いていま
せんよ。僕が聞いているのは秋月さんが引用された手紙の記述の直後、

>証拠をのこさないように、きたない仕事は、
>したのひとにさせたのです。

↑この部分です。この部分とあわせて僕は

>ではその「根拠」を示してください。上記のように業者や官憲
>などを通じて「ダマして連れてこい、脅かして連れてこい」な
>どという軍の命令が実際にあったとすれば、それはまぎれもな
>く軍による「悪意の関与」であり、犯罪として成立する事にな
>るでしょう。(*スグルより)

上記のように書いたのです。これは、言わば慰安婦問題において「強制連行アリ派」が「広
義の強制連行説」の正当性を示す要でもあるのでぜひ回答をお願いします。あなたは「証
拠を残さないように」と、軍が悪意で強制連行に関与し、犯罪行為を行っていたことを断
定形で示しています。その「根拠」を示して欲しいのです。

>くにの 軍隊が、みうりされた 少女を かうがわにまわり、
>さらにその数を必然的にふやしたり、もっと暴力的な らちま
>がいのことが横行する結果をまねくことが容易に想像できる政
>策をとり、事実そうなっているのに その政策をつづけたとい
>うのは、どのくににも あることではありません。

つまり「野放し状態」だったというわけですね。ですから、軍が拉致まがいの連行が横行
するような政策をわざと意図的に取り、なおかつ業者の犯罪を野放しにしていたというの
は、現在に至るまで全く証明されておらず、憶測でしかありません。慰安婦を集める事を
現地の業者に頼むのは何か悪い事なのでしょうか?法の目をくぐり抜け悪質な徴募をする
業者がいた、それだけです。「どのくににも あることではない」とおっしゃっています
が、慰安所の存在から逃れられる国といえば世界にそうはありません。ならば他の国はど
のような人道的な政策を取っていたのでしょうか??(8月11日の読売でも指摘されて
いましたが、ドイツではまさに「慰安婦狩り」が行われていたとのこと)
大体、何の不正もない善意の王国などありうるわけがありません。法の力には限度があり
ます。しかも50年も前の世の中に、今で考えられる徹底した管理体制を求めること自体
不可能というものです。この記述こそ現在の、完全ではないにしろ男女同権が成立してい
る、平和で恵まれた世の中の価値観でしか見ていない証拠と言えるのではないでしょうか。

>そこには、「内鮮一体」などといいながら実際は「内地でなけ
>ればなにをやってもいい」と思っていた、差別的な植民地支配
>の本質があらわれていると、わたしはおもいます。

これは単なる日本軍に対する偏見でしょう。本当に「何をやっても良い」と思っていたの
なら犯罪を取り締まる必要などないし、判例だって出てきません。慰安所の利用に高額な
料金を支払う必要すらも無くなります。ここから考えても軍が強制連行する「動機」が無
いのです。
しかし元慰安婦に対して「職業としてやっていた」「売春することは彼女たちも承知の上
だったのではないか」とか言おうものなら、たちまち「人権侵害」「名誉毀損」「セカンド
レイプ」の嵐にさらされるところですが、相手が日本軍なら「『内地でなければなにをや
ってもいい』と思っていた」とヌレギヌ着せてもそう害は無いんですから、不思議なもの
ですね…。


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