つぶやき会議室つぶやきなのに、会議室です。会議室ですが、つぶやきます。 |
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| 1998/08/16(13:58) from 164.124.67.98 | |
| 作成者 : きんちょ (AKIZUKI@chollian.net) | アクセス回数 : 20 , 行数 : 205 |
| Re:労働力動員と慰安婦徴集での強制連行 |
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スグルさん、ごぶさたしています。 いちどに、たくさんの投稿、ありがとうございます。 すこしずつ、レスをつけていきたいと おもいます。ただ、議論が 際限なく拡大するのもこまりますので、あたらしい論点と、議論の 中心点とおもわれるところに しぼります。もし、わたしが 返答 しなかったところで、「ここは 大切なんだ」という部分がありま したら、ご面倒でも、新規に独立して投稿してくださいませ。 スグルさん wrote: > まあ、そういう事ですね。徴兵・徴用と同じく慰安婦も国家権力で狩り集め >たのか? と言うのが僕の趣旨です。 以下、のべますが、わたしは、こまかい ちがいにかかわらず、そういって もかまわないと おもっています。そこのちがいが、議論になっているわけで すよね。 >洞や面の事務所の人たちが日本の命令と圧力に屈して女性を慰安婦として差し >出したなどというケースは現在に至るまで皆無です。秋月さんの手紙からはそ >ういった誤解を招くと思ったので反論しました。 「慰安婦」についても、このようなケースでいくつか証言があるようですが、 てもとに提示できる資料がありませんので、主張はひかえます。わたしの最初 の文章が、「慰安婦」についても 一般に 洞や面の事務所をとおしてあつめ たと とれるというのであれば、たしかに「誤解」ですから、ここで訂正しま す。 >何度も言いますが、問題はその集め方に軍が「悪意で関与」していたのか?と >いうことです。秋月さんの手紙からは軍が国家権力によって慰安婦を狩り集め >たように記述してあるので、誤解を招く事が必然だと反論しているのです。 「悪意」というのを どうとるのかは むずかしいところですが、むきだし の「国家権力」の行使でなくても、軍の責任はとえるでしょう。 > >この件に関して資料としてでてきているのは、今のところ > >内地からの召集の例のようではありますが、軍が内務省・警 > >察に徴集(とりしまりではありませんよ)への協力をもとめ、 > >内務省が人数を府県にわりあてている文書もでています。台 > >湾からのおくりだしで、「軍の要求により」おくりだす女性 > >たちのあつかいを 総督府から外務大臣にたずね、旅券にか > >えて「軍の証明書」によって だすようにしろとの指示をう > >けたという、文書も のこっています。 > > 「文書がある」というだけでは僕としては何とも言えないところですが…そ >れは軍が悪い事してた証明になり得る文書なのでしょうか。そのような文書は >まだ出ていないと思いますが。「軍が内務省・警察に徴集への協力もとめた」 >と言っておられますが(しかも「取り締まりではない」と断言していますが)、 >ならば具体的にそれはどんな「協力」だったのでしょうか?何よりもその時慰 >安婦を集めた「主語」は何だったのでしょうか?それによって犯罪の責任を負 >う主体は変わってきます。ご説明願います。 【☆一部表記をなおしました】 前者は97年12月に警察大学校からでてきた資料で、1938年11月4日と8日に 内務省警保局の内部資料と通牒案のようです。わたしは一部しかもっていませ んが、最近のいつくかの本には収録されているとおもいます。 もとより この時代に、軍が犯罪をおこなっていることを明示するような公 文書があるはずもないのですが、これらには、「ひそかに適当なる引率者を選 定しこれをして婦女を募集させ現地に向かわしむるよう」とあり、「どこまで も経営者の自発的希望にもとづくようとりはこび、これを選定すること」とい う記述もみられます。一方で、「慰安婦」たちは「御用船」に便乗するとか、 選定された業者には軍部の引率許可証を交付するとか、内務省・地方庁は出航 までの便宜供与をするにとどめ、契約内容と「現地における婦女の保護」は軍 が「注意する」とあります。 後者は、吉見氏編集の『資料集』にも のっているとおもいますが、昭和17 年1月10日・14日の台湾総督府と外務大臣との電文のやりとり、それから 同年3月にでている台湾軍内の電文案です。 で、「主語」と軍の責任問題ですが、わたしのかいた 1.法的手続きをふまずに、あつめられている については、軍と業者の両方がそれを承知してやっていただ ろうし、 2."だまし"や権力を背景にした圧迫などの、強制がはたらいている は、おもに業者がそうしただろうし、 3.いちど連行されたら、あとから抗議しても解放されない は、おもに軍がそのようにしたといえます。 大事なことは、この3つが おぎないあって、強制連行という ひとつ の行為が完成しているということです。 について、 > @ についてですが、「軍と業者が承知している」というのは全く証明されて >いない事柄です。それどころか現在の文書で判断できるのは「軍は業者が強制 >連行しないように関与していた」という事だけです。 というのは、どうでしょう。海外移送罪にもあたるし、公娼制のてつづきもふ まれていないし、私娼は法にふれるし、監禁・強姦ならなおさらでしょう。そ れは軍が当然にしっていなければいけないことです。 >Bですが、それも証言のみで、全く証明されていないものです。 それなら、だまされて つれていかれた ひとは 事実がわかっても、なにも 抗議しなかったということに なりますね。被害者と、旧日本軍の関係者の回 想録(いまのようにこの問題がおおきくなるとは想像できなかった時代のもの) の両方に、「くにに かえしてくれ」と なきさけぶ少女のはなしは でてき ます。それに、当時 未成年者のばあい、抗議がなくても犯罪でしょう。 わたしは、うえの3つの条件のすべてに あてはまるひとたちは 性的奴隷 だといえると おもいますから、「だまし」による広義の強制連行をも「奴隷 狩り」だと いってかまわないと かんがえます。かつての黒人ドレイも、ス グルさんのかんがえるような「奴隷狩り」で つれてこられたのは一部でしょ う。 >言葉の定義を拡大して「法律や公の命令に直接の根拠をおかないけれども総督 >府などの日本の公権力がふかく関与した強制的な徴集」を「奴隷狩り」と表現 >して反論されても、僕としては納得しかねます。僕の質問の中で言ってる「奴 >隷狩り」とは秋月さんの認識されているところの「狭義の強制連行」です。 たしかにスグルさんは そう おかんがえでしょう。 しかし、わたしは、「狭義の強制連行」で あったかどうかという ちがい に さしたる意味を みいだせないのです。だから、「ドレイ狩り」というの なら、どちらも「ドレイ狩り」だというのが わたしの すなおな感想です。 そして、中学生が教科書をよんだだけでは「狭義の強制連行」とそうでない ものの区別が、あいまいなままになるとしても、それは かぎられた分量のな かでの記述ではしかたなく、それよりも どちらも本質的に「ドレイ狩り」な のだと 理解することのほうが 大切だし 事実にもちかいと おもいます。 そして、「あいまいなままになるとしても」と かきましたが、ちゃんと よめば、その ちがいにも留意して かかれていることは、いままでに さん ざん論じましたよね。 (「強制連行」ということばは「慰安婦」に対してはつかわれていない 等) >「法律や公の命令に直接の根拠をおかないけれども総督府などの日本の公権力 >がふかく関与した強制的な徴集」などという、言ってみれば意図的に「論戦用」 >に作られた拡大した解釈を持つ可能性はゼロに等しいだろうと思います。 いや、「狭義の強制連行」とか「ドレイ狩り」とかが、すでにして「論戦用」 につくられた ことばなのです。 教育のばで 吉田証言がただしいかどうか論じる必要はないでしょう。「日 本の公権力がふかく関与した強制的な徴集」だったということが 決定的に大 事です。 >もう一度秋月さんが提示された教科書記述を引用します。記述内容は > > >わが民族の青年たちは、志願兵という名目、あるいは徴兵制と > >徴用制によって日本・中国・サハリン・インドシナなどへ強制 > >動員されて命をおとす一方、女性たちまでもが挺身隊という名 > >目でつれさらわれ犠牲になった(*韓国高校教科書より) > >です。全体の構造をよく見てください。ここでの「文脈」は「名目」の問題な >どではなく、「日帝の国家権力によって強制動員されたこと」です。 >つまり徴兵、徴用、支援兵、挺身隊(これは慰安婦を意味すると思われる)が >全て等しく国家権力による狩り集めであったと記述してあるのです。 わたしは、それは ただしいと おもいます。 「法律や公の命令に直接の根拠をおかないけれども」「国家権力による狩り 集め」だったと かんがえますので。 >「すべての『慰安婦』が『挺身隊』という『名目』であつめられたという認識 >じたいが ただしくない」「法律や公の命令に直接の根拠をおかないけれども >あつめられたという認識じたいが ただしくない」などと言う必要など全くあ >りません。「挺身隊と慰安婦の混同自体を止めるべきだ」と批判すれば十分な >のです(この辺ちょっと井沢元彦調(笑))。 「愛国挺身隊」などの 名前で徴集されたという 証言がある以上、調査は つづけるべきだと おもいます。そのことと、それは『名目』であって、『女 子勤労挺身隊』は別に存在したということも混同しないようにする必要がある でしょう。 >西岡力氏(98年7月号正論)によると、韓国で国定の中・高歴史教科書に「 >挺身隊として慰安婦が強制連行された」といった記述が載ったのは昨年からだ >そうですよ。それまではなかったそうです。 96年からですね。 >これは改善と言っていいのでしょうか。むしろ話がこじれているようにしか見 >えないのですが。 教科書には最近の議論の変遷が 中途半端に反映されているというのが、わ たしの感想です。 >今年の6月1日〜6月12日にアメリカで慰安婦についての展示会が開かれた >そうで、AMLによると、韓国で最も精力的に活動している挺対協がそこで流し >た言説は「約20万名の慰安婦が日帝により強制動員され、強姦等性奴隷とし >ての苦痛を受けた(この20万人という数字は挺身隊=慰安婦をもとにしたも >の)」ですから、一体何年前の主張してるんだ?と呆れるところです。 「この20万人という数字は挺身隊=慰安婦をもとにしたもの」とは、なに を根拠におっしゃるのですか。 人数の妥当性はともかく、その算定に際して、挺身隊との混同による部分は ないと おもいますけど。 >>そのへんのことをしっていれば > >というくだり自体破錠しているのではないでしょうか。教科書記述を読むのは >「そのへんのことを知らない少年・少女」であって、誤解していくのは目に見 >えています。 しかし、そういう不正確なマスコミ報道のことをかんがえても、「慰安婦」 が暴力的にひっぱられたというイメージの影響はあるにしても、それが徴兵な どのように役所の命令で令状によってひっぱられたと おもうひとは いない でしょう。むしろ、てつづきも なにもなく ひっぱっていったことを マス コミは強調しているのですから。 結局、徴兵令や徴用令のように法規と施行規則がのこっているものだけを 「国家権力での かりあつめ」だと かんがえるのが スグルさんの無言の 前提になっているようですけど、そんなことはないだろうというのが、わた しの たちばなわけです。 |
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