つぶやき会議室

つぶやきなのに、会議室です。会議室ですが、つぶやきます。

1998/08/16(14:59) from 164.124.67.98
作成者 : きんちょ (AKIZUKI@chollian.net) アクセス回数 : 26 , 行数 : 110
Re: 韓国教科書記述の問題点
スグルさん wrote:

> 「学徒支援兵」とは呼称だったんですね。そこまでは知りませんでした。

 いえ、ちがいます。そんな ことば じたいが ありません。
 わたしの かきかたが不明確だったかもしれませんが、「同時代の呼称」
とかいたのは、「支援兵」と「志願兵」が同時代にあったという いみで
はなくて、「志願兵」という用語が その時代に実際につかわれていた用
語だといういみです。だから、これは どうかんがえても「志願兵」と訳
さなければ、まちがいになるという意味です。


>結局「志願兵」「強制徴用制」のどちらも国家総動員法を背景とした徴
>集に含まれるものではないのでしょうか。僕は徴兵・徴用などは間違い
>なく国家権力による強制だったと思っています。ここで僕が言っている
>問題は慰安婦もそれと同じものだったのか?ということです。
                      【☆表記をなおしました】


 「志願兵」は たしかに「特別志願兵令」を もとにしていたので、形
式的には国家総動員法を背景とする勅令の公布に のっとっていたといえ
ます。しかし、背景としてあったという意味では、「慰安婦」についても
そうでしょう。軍部が業者に許可証をあたえ、業者が「軍部了解をかたっ
た」ということなどが資料から うかがわれるので、「慰安婦」あつめに
も、間接的には国家総動員法の影響はあっただろうし、直接、それにもと
づく強制命令がでているわけでない、という意味では、「志願兵」も同様
です。
 ただ、おおっぴらに あつめたか、「ひそかに」あつめたかの ちがい
は あります。「国家による強制」という意味では かわらないと、わた
しは おもっているのですが。

>教科書で言う「犠牲になったりした」人って誰の事でしょう。間違いなく
>これは「挺身隊の名で連れさらわれた慰安婦」の事を指しています。どち
>らの訳し方も意味的に同じことですよ。少々考えすぎでは?

 スグルさんの最初の論点は、『挺身隊』と『慰安婦』が 混同されてい
るということでしたよね。
 わたしの訳では、『挺身隊』というのは ひっぱられていくときの名目
であって、ひっぱられていったあとも そう よばれていたのではないこ
とが わかります。その意味で『挺身隊』と『慰安婦』の区別が、でてい
ると いうことです。(わたしは その区別にも異議がありますが)


>秋月さんの訳でも教科書では「このとき、女性までもが挺身隊という名で
>ひっぱられていき、日本軍の慰安婦として犠牲になったりした。」とスト
>レートに記述されてるわけでしょう?高校の国定教科書と同じです。「ま
>でもが」と書いてあることから(青・壮年の)徴兵・徴用と同一視してい
>る事は明らかですよ。このような記述が世の誤解を引き起こし、「挺身隊
>=慰安婦」の誤った定説を作るもとになります。

 日本軍の犠牲になったという点で、同一視するのは、当然だとおもいま
す。日本軍の「慰安婦」だったんですから。

>>韓国の教科書では、「挺身隊」は、ひっぱられていくときの
>>名目で、その実質は「慰安婦」だという かきかたです。
>
>そうですね。秋月さんの言われる通り読んでみれば明らかです。で、問題
>があると思いませんか?つまり「挺身隊の名前はあくまでカモフラージュ
>で、実態が慰安婦だった」と読み取れます。ここから「挺身隊とは慰安婦
>を指すものである」という誤解を引き起こす書き方である、という事が誰
>の目にも明らかです。

 え?! 了解できません。そこまで よみとっていて、どうして。
 韓国の学生たちは「カモフラージュ」という意味が わからないという
ことですか。

>しかしあくまで問題は「『挺身隊』という名でひっぱられたのではない『
>慰安婦』が多数存在する」という事ではなく、それ以前に挺身隊が慰安婦
>にさせられたケースは未だ1件も確認されていないにもかかわらず、挺身
>隊と慰安婦が混同されてしまっていることにある、ということを理解して
>欲しいのです。

 厳密にいうと、『挺身隊』といっても 実際につかわれたときには、「
愛国挺身隊」「報国挺身隊」など、いろいろな なまえが そのまえに 
ついていたようで、その なかで、日本が朝鮮半島から徴集する際に正式
につけたのは「女子勤労挺身隊」ですが、それ以外は、そのばの口実だっ
たのかもしれません。
 「1件も確認されていない」と いうことですが、韓国政府は、すくな
くとも「名目」として「○○挺身隊」ということがつかわれた例を確認で
きたとかんがえるから、教科書に記載したのでしょう。ですから、わたし
の韓国教科書への批判のしかたは、スグルさんと表現方法がちがうけれど
も、むしろ韓国政府の認識をみとめたうえでも、なお説得力をもつように
いっているのです。
 わたし自身は、「1件も確認されていない」のかどうか、なんとも判断
しかねますが、その点で 韓国政府のかんがえを ただす必要があるとい
う おかんがえであるなら、それは理解できます。



> 上記の教科書記述において僕が問題とする点は次の2点です。
>   @「挺身隊」という名目、もしくは挺身隊が慰安婦
>    にさせられたという事例は1件も確認されていな
>    いにもかかわらず慰安婦と挺身隊が混同されてし
>    まっている。

 まえから かいているように、わたしも記述に問題があると おもって
います。ただ、「名目」ということであれば、該当する証言はあります。
また、「女子勤労挺身隊」で つれていかれて 工場から脱走したのち、
「慰安所」に おくりこまれた かたが いました。


>   A教科書の「文脈」は徴兵・徴用・志願兵・慰安婦
>    が「日帝によって強制を受けた事」である。「慰
>    安婦」の集め方が「徴兵・徴用」のそれと同一視
>    され、共に国家権力で「国民の義務」として動員
>    されたように記述してある。

 「日帝によって強制を受けた事」であるからといって、「国民の義務」と
して動員したということには かならずしも ならないでしょう。

Copyright (c) 1998-2000 Nobreak Technologies, Inc.
If you have any suggestion, please mail to japan@nobreak.com