つぶやき会議室

つぶやきなのに、会議室です。会議室ですが、つぶやきます。

1998/08/16(19:38) from 164.124.67.98
作成者 : きんちょ (AKIZUKI@chollian.net) アクセス回数 : 12 , 行数 : 186
Re: 疑わしきは罰せず
スグルさん wrote:
>「外出制限をし、不都合のない範囲内で外出許可を
>あたえていた」というのは当然のことです。軍人で
>も許可なしには身動き取れない身分です。しかも状
>況が戦地であったりすれば、勝手に外に出たら危な
>いでしょう?「奴隷的に拘束するため」に関与した
>という確証は未だ何1つありません。

 戦地への移送は、それだけで、拘束する機能をもっ
ているということです。

>それと「逃亡を防ぐ」とはどういう事でしょう?そ
>れにしたって他のケースも考えられるでしょう。例
>えば借金を作っている慰安婦が勝手に逃げ出したら
>当然連れ戻さねばなりません。

 借金があっても、売春は強制されないというのが、
当時の法律で、ましてや軍の「慰安婦」として戦地
にいくことまで強制される理由にはなりません。
 外国など戦地の場合、つれていったあとで、拘束
したことが問題なんじゃなくて、このように 拘束
される場所につれていったことが問題なんです。自
力でかえりようもないし、脱出は不可能なんですか
ら。


>悪質な業者が違法な徴募で連れてきた慰安婦だとい
>うことを軍が知っていて、尚かつ逃亡を防いでいた
>というならそれは確かに犯罪ですよ。しかしそんな
>ものは証明されていません。

 いま でてきている資料で十分わかるとおもいま
すけど。

>それどころか(現在出ている資料から判断すれば)
>違法な徴募が発覚すれば処罰されるのは業者の方
>だという事です。

 「慰安婦」は そのとき、かえしていましたか。
また、発覚すればかならず処罰していたといえる証
拠は?


>           「だまして強制連行してい
>ることを しっていて、そのような業者と契約をつ
>づけた」というのは現在の時点で断定できるもので
>はありません。

 ある時点から被害者がでなくなったというような
傍証ができるなら別ですが、そうではないでしょう。


>秋月さん、それは話のスリカエですよ。僕が勘違い
>していたのかと思ってもう1度★★さんへの手紙を
>読み返しましたが、どう見ても手紙で書かれている
>内容は一般論です。

 具体的なひとりひとりの被害のうったえをきくな
かから、「一般論」としての全体像をえがきだして
いくことが 大切だと かいたんですよ。

 ながながと「スリカエだ」と非難されていますが、
わたしが、

>教科書記述や強制連行の有無の話の時だけ軍の関与や
>資料を持ち出して一般論で語り、証拠が無い事や資料
>の矛盾を指摘すると「一般論で語るほうがおかしい」
>「一人一人が、どのような人権侵害を受けたかだ」と
>話をスリカエる。

なんてことを しましたか。一般論でこたえるべきと
ころは、ちゃんと こたえていますよ。

 自分の意志で「慰安婦」になったひともいるはずだ
というスグルさんの問題提起の意味がわかりかねると
ころもあるのですが、これに対して、一般論でこたえ
る意義はなんなのですか? そういうひとが おおか
ったら、強制連行できたひとの被害が かるくみつも
られるのですか? そうじゃないでしょう。だから、
この問題は 一人一人について検討するほうが いい
と いっているのです。

 そして、一人一人の被害のもうしたては、一般論を
たてるときの証拠を構成する重要な一部ですよ。軍や
政府の文書も証拠ですが、そこには自分たちに都合の
わるいことはかかれていない可能性がたかいのだから、
信憑性と言うことでいえば、どちらも重要な価値があ
るものです。


> > 実際に うったえている被害者たちは、性病にかかったり、
> >斬りつけられた傷をもっていたり、子宮が変形したりと、ご
> >自身のからだに その痕跡をかかえ、いまも くるしんでい
> >るかたが ほとんどです。それを、
> >
> >   証言のみからなる確証のないもの
> >
> >と いうのなら、これは つごうのわるい事実は みないこ
> >とにしようというのに ひとしいものです。
>
>確証が無かったら有罪には持っていけませんよ。そ
>れがわかっているからこそ登場したのが状況証拠だ
>けで有罪に持ち込める「広義の強制連行」だったわ
>けでしょう?

 わたしがあげた、心身の傷というのは、それ自体が
証拠なのだということを理解されていないコメントで
すね。

>「本人の意思に反した強制」というものは生きていれ
>ば古今東西どんな人間も受けるものです。戦時中の慰
>安婦の人達も業者との契約で親に売られてしまった人、
>借金を返すためにやむなく慰安所に来た人、その他い
>ろいろな事情で来ていた人がいるでしょう。

    《中略》

>そういった人をひとくくりにして勝手に第三者が「被
>害者」と認定して果たして良いのでしょうか?あわよ
>くば「奴隷」と評価してしまうのは果たしてどうでし
>ょう?それはその人の人生自体をバカにしてはいない
>でしょうか。

 これこそ、「いろいろな事情」をもちだした、一般
論からの逸脱ですね。

 そのひとの 人生を「ドレイ」だなんて だれも い
っていないでしょう。「ドレイ」にされたのは、そのひ
とが「ドレイ」だからじゃなくて、「被害者」だからじ
ゃないですか。

 「被害者」として なのりでている ひとに むかっ
て、「利益をえに やってきたひとも いる」と いっ
たところで、なんの 意味があるのですか。それとも、
「だから おまえも うたがわしい」と いういみです
か。さらに、「利益をえに やってきたひと」ですら、
利益はえられず、さんざんな めに あった ひとも 
ばかりです。
 そんなことを もちだしても、「被害」については 
なにも 相殺されないと おもいます。



>>被害者は、救済をもとめる まどぐちが 日本の法廷以
>>外にひらかれていないから、そこで うったえをおこし
>>ていますが、わたし自身は、日本人みずからが自分たち
>>の意志で、不十分であった戦後補償をみなおし、立法措
>>置によってすすんで人権の理念をいかした 謝罪と補償
>>のしかたを模索していかなければならないと 感じてい
>>る次第です。
>
>それを認めたら、家族を殺された人や暴力を振るわれた人、
>全てに等しく補償をしなくてはならなくなります。そんな
>ことが世界的に認められたら、世界の国々は破産してしまう
>でしょう。

 すこしだけ 反論します。

 過去の倫理や法では その問題の深刻さがじゅうぶんにと
らえられなかった問題について、さかのぼって検討し、現在
も深刻な被害をもちつづけているひとのために かんがえ、
現在になって到達した倫理や法理を積極的に適用して救済し
ていくことができる主体が国家なのです。
 なぜなら、個人はわかがえることができなくても、国家に
はそれができるからです。

 わたしが日本国家をとうことをダブルスタンダードだと、
スグルさんはかんじているようですが、ある意味で、それは
ただしいとおもいます。個人に対して、過去の倫理や法では
はたしがたかった責任について、個人にかわって、それをか
んがえうる主体として民主主義国家が期待されているのです。
 あたらしい日本のすがたを そこにみたいというのが、わ
たしのおもいです。

 まさに、国家だからこそ、いまになってから、すすんで被
害を救済すべき措置をとりうるのではないでしょうか。

 まして、この問題では、国家そのものの犯罪という面がつ
よく、当時の倫理や法からも はずれていたのです。そのこ
とを50年間隠蔽してきたのは、いまの日本のつみでもあり
ます。それをよく かんがえなければなりません。





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