つぶやき会議室つぶやきなのに、会議室です。会議室ですが、つぶやきます。 |
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| 1998/10/18(02:27) from 143.90.207.254 | |
| 作成者 : スグル (series@anet.ne.jp) | アクセス回数 : 78 , 行数 : 214 |
| 三段論法は成立しないU |
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スグルです。埋もれてしまいましたので新規投稿いたします。これは134番「Re: 三段 論法は成立しない」に対する反論です。 >しかし、「しっていて」現に被害者がいたら、これは、軍 >の責任だってことを、この論理はみとめているようなもの >では ありませんか。 いいえ、違いますよ。では秋月さんは現在、この世で犯罪が起きるのは警察と犯人が共犯 だからとお考えですか?ついでにすべての未解決事件の被害者に国は責任取って賠償金を 支払うべきだと?近代諸国において、いつ・どこにおいても犯罪が起きる可能性があると いうのは誰もが「知っている」ことですよ。だからこそ取り締まりが存在するのです。軍 の責任を問うとすれば「犯罪を無責任に放置していた」「悪意で関与していた」という事 を証明せねばなりません。 >このひとたちが全員、狂言師でないかぎり、軍は強制連行 >(つまりは犯罪)に加担したことになります。 かなりムチャ(というか無謀)だと思います。ハッキリ言ってその論法は恐ろしいですよ。 もちろん全員が狂言師で証言が一から十まで全部ウソとまでは言いませんが、ウソの証言 や本人の誤解に基づいた証言というものは実際に出てますよ。例としては韓国の「強制連 行アリ派」の大御所・挺対協の調査から、「調査者たちを困らせたのは、証言者が意図的 に事実を歪曲していると思われるケースだった」「証言がそのたびごとにひどく食い違っ たり、話の前後があわず、調査が難しい」など。あくまで証言者が「証言」しているにす ぎないのです。それを裏付ける証拠があって初めて「軍は強制連行(つまりは犯罪)に加 担した」と「断じる」事ができるのです。 もし「私は秋月康夫の被害者だ」と100人名乗り出てきたらあなたはそれに対して証拠 を求めないのですか?しかも「このひとたちが『全員、狂言師でないかぎり』、秋月康夫 は犯罪をやっていた事になる」なんて恐ろしい論法がまかり通ったらこの世は被害者天国 でしょ。もちろんこのような非常識な論法は支持すべきではないし、あってはなりません。 >証言者がすくないのは、なのりでているひとが すくない >からでしょう。なのりでているひとの おおくが 証言し >て、その おおくが「強制連行」に該当するというので、 >どうして いけないんですか。 > 「なのりでていないひとは、みんな自分の意志でいった >んだろう」という 意味なんでしょうか。そんなこと、ど >うして いえるんでしょうか。 好きでやってた」とか、そこまで乱暴な事は言いません。もろもろの事情があったにせよ、 かわいそうな人達が多くいた事は事実でしょうし、それに対して同情はします。 この部分について、最近秦教授はこれまで6〜9万人という慰安婦の総数を推定した自説 を訂正し、総数を6千人、その後倍増したとしても1万数千人で、うちわけは日本人4割、 朝鮮人2割、中国・インドネシア・フィリピンの3国で3割、その他(台湾人など)1割、 故郷へ生還した慰安婦95%と結論づけられました(*1998年10月3日産経新聞よ り)。 公正を期すために現在までに定説とされていた朝日新聞社が提唱する「朝鮮だけで8〜2 0万人説」、挺対協が提唱する30〜40万人説、総数6万人から9万人という秦郁彦教 授の説から1番少ない数を提唱する秦教授の説を取り、元慰安婦の証言が100%真実だ と想定しても数の矛盾から秋月さんの論に疑問を呈しましたが今回の秦教授の結論により、 ものすごい落差が出てしまいました。以後議論が活発化される事が予想され、実証的数字 に対して傍観者がうかつな事は言えませんので前回の「強制連行を受けた比率はわずか 0.8%から1.2%」という僕の論は撤回せざるを得ないようです。 したがって「強制連行」に該当する証言が多く見られるとしても、確証なしに証言のみか ら「『強制連行』されて『軍の関与』をうけた『慰安婦』は、客観的にも相当数の存在が 推定されて、ちゃんと証言と一致する」と断言する秋月さんの論は依然成立しないとして おきます。ちなみに「証言と一致する」のは、よくよく考えてみれば当然かもしれません ね。だって「証言した本人」ですから(笑)。 > スグルさんは、一般のレイプ被害者でも、なのりでて証 >言したひとだけが被害者で、あとは、ほんとうは自分から >さそったりしていたから なのりでないのだと、かんがえ >ますか? う〜む、その論法は実に大衆受けしやすく分かり易いですね。秋月さん、そうヒステリッ クにならず、冷静になって下さい。慰安婦問題を議論する中で1番やってはいけないのは 「こんなにかわいそうな女性がいるじゃないか!」という風な論調で相手の意見を責め立 てて、情緒的に封じようとする事です。それにレイプと職業としてやる売春とは全く別次 元の話です。一般のレイプ犯罪を「自分からさそったりしていたから なのりでないのだ」 なんて言うほど僕はそこまでひどい人間じゃありませんよ。 あくまで説得力の問題です。現時点において信憑性の無いあやふやな証言で「慰安婦強制 連行説」を断定するにはあまりに根拠がなさすぎる。しかも当時軍は、簡単に言えば「強 制連行するな」という命令を出していた。さらに被害者数を推定しようにも証言者が全体 からみても0.8%から1.2%という少ないものでしかない(ちなみに現在日本人慰安婦の訴 えは1つもない)―――以上の事柄から秋月さんの論に疑問を呈したのです。まさかそこ から非道人間の決め付けされるとは思いもよりませんでした(笑)。しかし「0.8%から 1.2%」というのは前述しました通り撤回いたします。 >一般的にいって、証言のおおくが「強制連行」をうらづけ >ているとき、それを否定するには、「慰安所であることを >しりつつ自発的にいった」という証言をとるべきでしょう。 それは「裏付け」とは言いません。それは単に元慰安婦と称する人達が「私は強制連行さ れました」と「証言」しているだけにすぎません。あくまで「裏付け」には証言に一致す る証拠が必要なのです。そもそも順序が逆ですよ。まず犯罪者扱いした側(告発側)に立 証責任があるのです。あなたがた告発側が証言内容を証明する裏付けを取り、そこから僕 ら反対論者の反論が始まるのであって「証言だけ」なら何とでも言えます。 > 強制連行された「慰安婦」が「極少数の限られた人数だ >った」とすれば、「慰安所」だとしりつつ 戦地にまでいっ >て みをうるひとが その何倍もいたということに なり >ます。 そうですね。例えば有名な昭和13年2月23日に内務省から出された「支那渡航婦女子 の取扱に関する件」(新ゴー宣3巻にも収録)などを見ても、渡航する際は本人自らが警 察に出頭して身分証明書の申請を行わなくてはならない決まりとなっていたり、最近警察 大学校から出てきた「通牒案 南支方面渡航婦女の取扱に関する件」では仕事を希望する 女性には必ず「現地における売春業の仕事である事」を説明する事となっているなど、本 人が売春業を知らずに渡航するなどといったケースは極めて考えにくい。しかも事実を虚 偽、もしくは誇張した宣伝で女性を集める業者は取り締まれとまで明記してあり、実際に 軍は女性に被害が及ばないように努めていた事が読み取れます。(*「通牒案 南支方面 渡航婦女の取扱に関する件」1938年11月8日 他ここに収録→ http://www.jcp.or.jp/Kenkai/Siryou/Ianfu/ianf.htm ) さらにあなたは「慰安所」だと知りつつ戦地にまで行って身を売る人が多くいたことが有 り得ない理由として以下のように言っておられますが、 >文書ででている証拠でも、慰安所が つくられていく初期 >の段階で、「娼婦の経験のあるものは、性病のもとになる >から、性体験のない少女を朝鮮からつれてくるのがいい」 >ということがうらづけられているからです。 確かに性病を持っていない慰安婦を連れてこいという命令はあったと思いますが(という よりこういった命令は常識で考えて当然だと思いますが)、「処女を連れてこい」などとい うおかしな命令は出ていないでしょう。ここまで来ると「日本軍なら悪い事やってるはず だ」という単なる偏見の域です。それにこれでは全く強制連行との因果関係がありません。 > 戦地や植民地からの おくりだしで、軍がまともに犯罪 >をとりしまったという証拠は どこにあるのですか。 上記で紹介したURLで資料内容を御参照下さい。 >「慰安所を設置したこと」と「強制連行」とは表裏一体 >だったといっているのです。現在の倫理観で断罪しない >スグルさんも、「強制連行」は つみだと認識している >のでしょう。 ええ、もちろん「強制連行」は悪いに決まってます。しかし慰安婦問題は結局は法の問題 ですから証明できない限り裁く事はできないし、それ以前に50年も前の出来事を裁くと いう事に関し、ハッキリとした根拠で裁ける法律も現時点において存在せず、違法性が成 立するという事にも非常に無理があります。しかも資料から判断する限り当時軍は業者の 強制連行を防ぐという方針を打ち出し、悪質な業者に対して非常に神経を尖らせていたこ とも分かります。したがっておおよそとして証拠不充分により日本は無罪であると主張し てるだけです。しかし「表裏一体」とは話にならない。犯罪というのはいつの時代もどん なに取り締まっても起きるもので、そう言い出したらこの世の人類文明自体が犯罪と表裏 一体です。犯罪を本気で無くしたければ人類がこの世から消えて無くなるしか道は無いで しょう。慰安所を設置する事自体は悪い事でもなんでもありません。それに対しての罪を 問うとすれば、軍が慰安婦に対して「悪意で関与していた」という事を証明せぬ限り不可 能です。とはいえ、それを日本の現行法に背いて50年以上もさかのぼってまで裁くとい う事自体に非常にムリがあるというのは前述した通りですが…。 >>軍に慰安所は付き物です。これを悪だと言い出したら、 >>世界のほとんどの国は有罪になってしまいます。 > >それで けっこうだと おもいます。 > >アメリカ進駐軍も、韓国軍も、さばかれるべきでしょう。 >日本が「慰安婦」問題で率先してやらないと、これらの被 >害者もうったえをあげるのが むずかしくなってしまいま >す。どんどんやるべきです。 > >でも、強制連行と不可分の「慰安所」を あんなに大規模 >に経営したのは、やはり 例がないとおもいますよ。 美しい論です。それについては僕としては「がんばって下さい」と言うしかありません。 しかし「アメリカ進駐軍も、韓国軍も、さばかれるべき」と自国の軍隊に売春婦を置いた ことを非難して一律に罪を問いながら、その一方で「強制連行と不可分の「慰安所」を あ んなに大規模に経営したのは、やはり 例がない」と、結局のところ日本を特殊化してい る。なぜそうまでして日本を、ひいては祖先の代を50年以上さかのぼって犯罪者に追い 込みたいのか、常識のバランスを失ってまで善人を目指したいという心理が全く理解でき ないところですが、人間とはそこまでして善人であらねばならないのでしょうか。 > 100人誘拐して、1人の誘拐を とりしまったという >ような はなしにしか おもえません。しかも、その1人 >も、軍がとりしまったというより、軍の力がおよばなかっ >たから とりしまれたという可能性があります。 ではどちらにしろ結局証拠不充分により日本は無罪と言えるのではないでしょうか。 >そもそも、「3段論法」というのは、いわゆる「アリ派」 >が主張したものではないと おもいます。小林よしのり氏 >が、わたしたちの主張を かってに そのように解釈した >うえで、ちゃかしたものだということを わたしは まえ >に かきました。 いえ、そうではなくて、秋月さんが前の投稿の中で「3段論法が成立する」と主張されま したので、僕は「それは違う。断じて成立しない」と反論しただけです。43団体の主張 を「ちゃかした表現」だという事については確かにその通りです。しかし実に的を得たギ ャグで、エンターテイメントとしては成立していると僕は思ってますが。 >しかし、この「論法」と、"「慰安所の存在そのもの」を悪 >とみなし""「当時の実情を踏まえぬ『架空の倫理』に基づ >いて断罪する"発想とは、さらに 無関係です。 いいえ、決して無関係ではありません。当時には当時の倫理観というものがあります。時 代は戦争時です。生きるか死ぬかの極限状態に置かれた戦地において平常時と同じ理性を 保つというのはそうそう出来るものではありません。「殺し合いして来い。だが紳士であ れ」なんて言葉は戦場では通用しないでしょう。いくら軍規でレイプを取り締まってもそ れを無視して犯罪に走る輩は数十万人の兵士の中にはやはりいました。 軍はそういった輩の暴走行為を防ぐ目的で、お金を払う事で女性との性交渉を行える慰安 所を作ったのです。それでも結局は売春業ですから、高収入に目を付ける業者が出てくる のは当然の事ですし、貧しい家の娘が借金の返済目的で来るというのもまた必然でした。 日本国内でもザラに行われていた身売りなどのケースにも見られる貧困がもたらす悲劇で す。当時の世の中では慰安所の存在というものは決して悪ではなかった。そもそも慰安婦 というのはどこの国の軍隊にとっても頭の痛い問題で、それは日本軍だけが例外ではなく、 全世界で共通する事です。 それを踏まえずに現在の、完全ではないにしろ男女同権が成立している平和で恵まれた世 界の価値観、まさに当時存在しない「架空の倫理」で断罪する事自体アンフェアなのです。 ># もっとも、わたし自身は、「慰安所の存在そのもの」 >も悪だとおもうし、当時の倫理でなければ『架空の倫理』 >だとする見解にも同意はしませんが。ここでは そんな議 >論をもちだすまでもなく、軍による強制連行への関与が実 >証できるのです。 同意できないのは人それぞれの主観がありますから、僕としてはそれで全く構いません。 それぞれの主張でより多くの人々を納得させられればそれで良いと思います。 今ほとんどの現代人の中では一方的に「日本は悪だった」という風潮が蔓延していますが、 ただ単純にそう思っている人でも当時には当時の倫理観があるという認識と人間社会のへ の厳しさぐらいはしっかりと心得ているものですから、こちらの主張をきちんと筋立てて 丁寧に説明して行けばこちらに同意していただける人達は確実に増えていくと考えていま す。 ついでに軍による強制連行への関与が実証された例(軍が悪いことしてた証明)というの は僕は未だかつてお目にかかった事が無いですが…。 |
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