つぶやき会議室つぶやきなのに、会議室です。会議室ですが、つぶやきます。 |
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| 1998/12/12(23:07) from 164.124.70.208 | |
| 作成者 : きんちょ (AKIZUKI@chollian.net) | アクセス回数 : 180 , 行数 : 82 |
| 韓国語の「浄化運動」と日本語からの借用 |
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わたしが 参加しているメーリングリストに 投稿した 原稿を ときどき ここに 掲載することにします。 掲載に あたっては、自分以外のメンバーと やりとり しているものは 相手の名前や引用をふくめず、 単独でも意味がとおるものか そのように かきなおした ものに かぎることとします。これは、論争などのばあいに あいてに 迷惑をかけないようにするための措置です。 *************************** 韓国語の「浄化運動」と日本語からの借用 朝鮮語では中国語由来のことばや漢字による合成語は ”おんよみ”するのが 原則ですから、日本語で ”くんよみ” する漢字のことばを そのまま漢字を朝鮮語で ”おんよみ” することばは、ほぼ、日本語の影響をうけたものと 推定 できると おもいます。こういうことをいうと、韓国のかたたちは すぐには うけいれられないことが おおく、「韓国から日本に はいったと かんがえたって いいじゃないか」などと いわれることが おおいのですが、それなら なぜ、おなじ 漢字をつかっていて、日本でだけ ”くんよみ”するのか、 説明がつきにくいのです。日本語での”くんよみ”というのは、 ほぼ、もともと日本語にあった ことばに、あとから 漢字を あてたものと いえるからです。 そこで、「手続」「取扱」など、どう かんがえても 中国語と しては 通用しそうにない 漢字でかかれたことばが そのまま 朝鮮語よみして 韓国で通用していると いうのは、 日本語を母語にするものに とっては 「なにかヘンだ」と きがつきやすいけれども、当の韓国人にとっては それこそ 「国語浄(醸)化運動」なんかを しているひとから 指摘 されるまで なかなか きづきにくいことに なります。 そういう意味では、自分たちのことばに日本語の刻印が おされていることを こころの いたみとして 感じる かたがたに 日本語を おしえることのある わたしにとって、 この問題は なかなか やっかいなものです。日本語教育の 学会で そういう 日本語学習にともなう 韓国人学習者に 特有のこころの問題に ふみこんだ議論がされたものを わたしは みたことがありません。こういう 日本語の刻印は ときには 学習に利用できることもあるのですが、それだけに、 いくら 日本語の習得には やくだつとはいえ、それを おもてにだして つかってしまったら まずいんじゃないかと いう きもちが わたしのなかで いったりきたり しています。 * * * * ただ、これと矛盾することのようですけど、わたし自身の かんがえかたは、たぶん「国語浄(醸)化運動」などとは 反対のほうを むいています。「韓国語」だって「日本語」 だって いろいろと まざりあって できたものが 混在して いた社会に、国家がそのサイズにあわせた ことばの イガタを あてはめて つくられた「国家語」なのだと おもっていますので。生活語の復権を かかげるたちばから みれば、「国語浄(醸)化」は、(イガタが 侵略者のことば から、自分たちの属する民族出身のことばに かわったと いう意味では おおきな変化だけれども)、もうひとつの イガタであることには かわらないのですから。 これを 別のかたちで いいかえてみると、韓国の「国語 浄(醸)化運動」は はたして 「つめきり」を”スメキリ”という 民衆のなかで したしまれた ことばづかいを 問題だとして いる一方で、社会科学用語や法律用語の おおくが、日本で つくられた 翻訳語の 漢字をつうじた借用に いまもって 依存したまま(その内容においても日本語の論文との用語の 同一性維持が意識的・無意識的に はかられることに なる と おもわれる)であること なんかを はたして といなおす ことが できているの だろうかという うたがいが きえない のです。 ま、日本人のわたしが ここまで いうのは、いらぬ おせっかいどころか、「じゃあ 日本語は どうなんだ」とか、 「そもそも こういう事態をまねいた責任を 日本人として どう かんがえるのか」という ことにも こたえなければ ならなくなるでしょう。そこから にげるわけでは ないん ですが、わたしは 自分のしごとに対して問題意識ばかり おおきくて、そこに ぶつかっていっては くもをつかむような 結果におわってしまう 毎日なのです。と、いうわけで、 今日は ここまでにします。 |
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