つぶやき会議室

つぶやきなのに、会議室です。会議室ですが、つぶやきます。

1998/04/18(13:31) from 164.124.67.136
作成者 : きんちょ (AKIZUKI@chollian.net) アクセス回数 : 61 , 行数 : 37
RE^2:「韓国語」について  【転送】
[22]きんちょ (AKIZUKI@chollian.net) 1998/03/08 Sun 17:39:47 (TO #18) RE^2:「韓国語」について

 今、へんなことを思い出しました。

 確か1989年の3月だと思いますが、ある韓国人の女子留学生が、
川崎で日本語を教えていたわたしに『コスモス朝和辞典』という
辞書をプレゼントしてくれたんです。
 そのころ、わたしは授業でも「朝鮮語」と言っていたと思うの
ですが、彼女がある機会に、わたしに「韓国がきらいですか」と
尋ねてきたことがあったんです。
 それで、その質問のもとが、「朝鮮語」とわたしが言ったこと
だったとわかったので、わたしはいくつかのことを言ったと思い
ます。

 まず、自分は南と北のどちらか一つを支持したくはなくて、統
一を支持したいのだということ。
 「ちょうせん」ということばを蔑称として使う日本人もいるし、
蔑称だと意識している韓国人もいるけれども、朝鮮人であること
に誇りを持って生きている人も大勢いること。発音の問題はとも
かく、自分たちの民族を表す言葉に誇りが持てないことの方が、
自分には問題に思えると言うこと。
 言語の呼称については、「語」の前に「国」をつけるのはおか
しいと思うと言うこと。「日本語」であっても「日本国語」では
ないのだから。「中国語」というのも、よくないと思っていると
いうこと。言語と国家を同一視するのは科学的態度ではない....

 などと言いました。

 そのとき、彼女は、初めて自分が、「韓国という国がとても窮
屈に感じていた。そういう気持ちをかかえて日本にきた。」とい
うことをわたしに打ち明けました。日本にきて、視野が開けたと
も言いました。10年近く前のことですが、鮮烈な印象が残って
います。

 プレゼントの辞書のなかには、「あなたの率直な話し方が気に
入りました」と書かれたメッセージが入っていました。

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