つぶやき会議室

つぶやきなのに、会議室です。会議室ですが、つぶやきます。

1998/05/31(22:06) from 164.124.67.159
作成者 : きんちょ (AKIZUKI@chollian.net) アクセス回数 : 74 , 行数 : 96
【今週のニュ】李恢成氏 韓国国籍取得の記事
 『東亜日報』に載った、李恢成氏の韓国国籍取得関連の
記事です。李恢成氏の『死者と生者の市』(文藝春秋)を
合わせ読むと、氏の考えの動きがよくわかるかもしれませ
ん。

 それにしても、「50年ぶりに韓国国籍になった」とい
う部分には、一瞬、「?」となりましたが、在韓韓国人か
らみたら、そういうことになるのでしょうね。でも、何か
ちがうような気がするんだけどなあ。   <きんちょ>

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1998/05/30

日本  芥川賞受賞在日作家  
李恢成氏,「韓国」国籍取得
                                
 日本最高の文学賞である芥川賞を外国人として初めて受賞した
在日作家、李恢成氏(63)が「朝鮮」国籍を捨て、50年ぶり
に「韓国」国籍を得た。

 親北や朝鮮総連系でないのに韓国政府から入国を拒否されてき
た、李氏が「朝鮮」国籍に固執してきたことは、「南北分断以前」
そして「統一以後」に対する切実な念願の表現だった。この間、
大韓民国でも朝鮮民主主義人民共和国でもない無国籍者、そして
亡命者として生きてきた李氏がようやくほんとうの祖国を認めた
わけだ。

 東亜日報とハルリム大学が主催している国際シンポジウム参加
のため28日臨時ビザの発給を受けて入国した李氏は、29日本
社記者と単独で会い、このような国籍変更の動機を「韓国にほん
とうの民主政権が生まれたとの判断から」と明らかにした。

 
 李氏は「今の韓国は独裁政権でも不安定な文民政府でもない、
ほんとうの国民政府の時代」だとし、「現政府が国民的和解を追
求し、国際通貨基金(IMF)体制の苦難を克服するために努力
している分だけその過程にいっしょに加わり苦痛を共に分かち合
いたい」と述べた。李氏は自身の韓国国籍取得意志を最近韓国政
府と駐日韓国大使館に知らせて、関係当局から国籍取得の問題が
ないことを知らされている。早ければ、6月中に大韓民国国民と
なるとみられる。

 李氏は、このような事実を30日午前ソウルヒルトンホテルで
開かれる「東北アジアにおける市場経済と伝統」という題目の特
別講演をとおして公式発表し、12時40分記者会見を開く予定
だ。


1998/05/30
 李恢成氏 韓国国籍取得/インタビュー

 在日作家 李恢成氏が韓国人として生まれ変わった。
南も北でもない、分断以前の祖国を象徴する意味で「朝鮮」国籍
にこだわってきた無国籍者・李氏。そして李氏の韓国国籍取得は
分断克服と統一へ向かう意思表明として受け入れられている。
 29日、李氏に会い、韓国人として生まれ変わった心境をきい
てみた。以降は、インタビューの要旨。

 
「韓国のすべての風景があたたかく感じられる。亡命者の生活を
やめて韓国人となったと思うと、何もかもがうれしい。そして、
責任感も…」

−−国籍を変えようとはじめて決心したのはいつか
「72年、韓国訪問以後、何度か韓国へ来たかったが、韓国政府
が許さなかった。祖国へ帰れない身の上が悲しく、つらかった。
そうして、23年ぶりに95年に韓国を訪ねたとき、胸があつく
なった。韓国の民主主義が少しずつ発展していっているという思
いが重なって、韓国人になりたいという希望をもつようになっ
た。」

−−そのように考えながらも3年間たった今までは、国籍を変え
なかった理由は……
「実は、この間、少し用心深くなっていた。大変苦しんだ。当時
の不安定な文民政府下では、わたしが果たして知識人の使命を果
たすことができるかと。そんな考えがよぎった。だけど、今は状
況が変わった。ほんとうの国民政府が生まれたからだ。わたしが
韓国を受け止めて、また、韓国がわたしを受け止められる時がき
たのだ。」

−−韓国人になったら、何を最初にしたいか。
「まだ具体的な計画はない。しかしIMF危機を克服し統一をな
しとげることの役に立ちたい。いずれにしても、韓国人としての
責任は果たすつもりだ。」

−−家族の国籍はどうなるのか。
「今回、妻と、長男、三男がいっしょに韓国国籍を取得する。次
男は95年にすでに韓国国籍をとり、今、ソウルで生活してい
る。」

−−韓国に帰って生活する考えはないか。
「わたしは在日同胞だ。在日同胞として義務を果たし、韓国に寄
与したい。本国の人と海外同胞の間にすこしずつ広がる隙間を縮
めることに役立ちたい。」<イ・グァンピョ記者>

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